【アメリカも認めるアズキパワー】
食文化史研究家・永山久夫さんが、体内のカビを取り去る「アズキ(小豆)」について語っています。
ガンや心臓病、アルツハイマー病の原因は、活性酸素なんだそうです。
活性酸素は、「体内のカビ」とも言われています。
活性化酸素を除去するには、抗酸化物質が有効です。
そんな抗酸化物質の成分を多く含む植物のトップは、「アズキ(小豆)」です。
数年前、アメリカの農務省が発表していました。
アズキの赤い色素成分は、アントシアニンです。
これは、活性化酸素を排除する強い作用を持っています。
アズキを煮る時に出る泡は、サポニンです。
これは、コレステロールや脂肪などを洗い流す作用を持っています。
他にも、頭の回転をよくする上で必要なビタミンB1、葉酸を多く含んでいます。
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【日本はアズキと縁が深い】
日本では昔からアズキを食べる習慣があります。
「古事記」や「日本神話」にも登場するぐらいです。
昔からの知恵として、アズキを食べると疲れがとれると言われています。
その為、毎月1日と15日は小豆飯を炊いていました。
お正月や結婚式などのおめでたい時にもアズキを食べていました。
アズキの赤い色は、古くから不老長寿を司る神聖な色とみなされていました。
また、災いを寄せ付けない厄除けの効果がある色とも考えられていました。
今、アメリカが注目するアズキ。
既に日本人は、先人の知恵を知らず知らずのうちに受け継いでいたのですね。
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「体内のカビを取り去る効果がある」なんて印象的な言葉で書かれますと、「今年はアズキブームが来るのかな?」と思ったりします。
今、ブームになっている食品といえば、明治のヨーグルト「R-1」ですよね。
●1073R-1乳酸菌使用の【明治ヨーグルトR-1】 | 株式会社 明治
http://www.meiji-r1.jp/pc/index.html
・ヨーグルト「R−1」店頭から消えた!本当にインフルエンザに効く? - 政治・社会 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120204/dms1202041449011-n1.htm
佐賀県有田町が行った疫学調査にて、小中学生達に一定期間食べ続けてもらったところ、インフルエンザ感染率が激減したというのが発端です。
我が家でも、母が沢山買ってきています。
スーパーなんかより、かえってコンビニで発見する事が多いとか。
値段もそんなに変わらないそうです。
このインフルエンザ対策ですが、実はヨーグルトならば別の商品でもよいそうです。
乳酸菌によって腸内細菌のバランスが良くなると、NK細胞と言われる免疫細胞が活性化し、インフルエンザにかかりにくくなるそうです。
R-1じゃなければ駄目という事ではありません。
また、腸内バランスを整えるには、乳酸菌だけではなく、腸内細菌のエサとなる野菜や豆類が必要だそうです。
アズキには食物繊維が多く含まれており、これまた腸内環境を整えてくれますよ。
栄養保持、脚気、食中毒、二日酔いなどに効果のあるアズキ。
元々、あんこを使った菓子の多い日本ですから、慣れ親しまれています。
今年は栄養面からも再評価されるかもしれませんよ。
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