2012年11月08日

旅行や出張の時は、必ず部屋の掃除をしてから出かけます

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旅行や宿泊を伴う出張の際、必ず部屋の掃除をしてから出かけます。
荷物をまとめるのだけでも大忙しですが、部屋の掃除もワンセットにして、計画的に行っています。

理由は、二つ。
帰宅後の片付けを楽にする為と、身辺整理の為です。

【帰宅後の片付けを楽にする為】

部屋が汚いまま出かけると、旅から戻った際、広げた荷物と部屋の散らかりにより、とんでもない事になります。

疲れて効率が悪くなっているのに、片付けは2倍行わなければなりません。
結局、中途半端なまま、仕事へ出かけなければいけなくなります。
そうすると、ずるずると汚い状態が続きます。

旅から戻ったらすぐに荷物の片付けを終わらせ、翌日から日常生活を営むためにも、出かける前の掃除は欠かせません。

私は、所有物が同世代の男性よりも圧倒的に少ないです。
出かける前の掃除も、割りと楽です。
だから、旅の準備と合わせても出来るのだと思います。

以前はコレクター体質で、「限定品ゲット」「大人買い」等をなんの疑問も持たずに行っていました。
ただ、一定以上の数が集まると、管理するストレスから解放されたくなり、一気に捨てていました。
それを繰り返しているうち、「どうせ買っても、後で捨てるのだから」と、コレクションしなくなりました。

モノを手元に置くより、現金の方がなにかと便利です。
交際費や、思い出作りに投資した方が良いかなと思うようになりました。

病気をして、一生それとつき合わなければならないと知ったのも、動機のひとつです。
体が自由に動けるうちに、どんどん経験を積んだほうが良いですよ。
自宅警備員なんて勿体無い。

【身辺整理の為】

旅先で何が起こるか分かりません。
最悪、命を落とすこともあり得ます。
震災以降、そういう危機意識は、誰にでも少なからずあると思います。

残された家族は、死んだ人間が所有していたモノを整理しなければなりません。
本人にとっては宝物の山でも、他人から見たらガラクタの山。
その山に埋もれて、遺族にとって大切な書類等が見つからないというのは、大変申し訳無いです。

「立つ鳥跡を濁さず」と言うじゃありませんか。
住んでいる本人がいない時こそ、部屋は清い状態にしておきたいものです。

験(げん)を担ぐ為、敢えて部屋を汚いままにしておく人もいます。
片付けすぎると、「虫の知らせで、身辺整理をした」という事になってしまうので、それを回避する為、敢えてそのままにするのです。
そういう考えも一理あります。
しかし、荷物のまとめと部屋の掃除が出来るぐらい準備に余裕がある人の方が、旅先で冷静かつ臨機応変に対処出来ると思います。

※※※

【逆に、旅をしたくなった】

家族共有のモノなどは、簡単に捨てられません。
だから、自分の判断だけで捨てられる個人のモノを中心に捨てています。
もう、あまり捨てるモノがなく、なんだかもの足りない状態です。

私は、マイホームとかマイカーには全く興味がありません。
金銭的に余裕があり、一人暮らしできるならば、ホテル住まいをしたいぐらいです。

今住んでいる場所も、旅先のホテルぐらいの感覚でいたいです。
その為にも更に荷物を少なくして、カバン一つで、いつでも飛び立てる状態にしたいです。

モノの少ない生活は、レンタルや使い捨てが前提だから、意外と出費が多くなります。
それでもカバンには、モノを多く詰めて重たくしたくありません。
カバンの中には、モノよりロマンを詰めておきたいものです。

掃除をして、すっきりと快適な部屋にすると、気持ちに余裕が出ます。
不思議と、表へ出かけたくなりますよ。
行動力アップをしたければ、部屋の掃除をオススメします。

Posted by kanzaki at 2012年11月08日 23:22