2013年01月22日

日本画を習いはじめて約1年が経過しました

nihonga2013.JPG
(現在、作成中の作品/iPhoneで撮影)

写真の技術を向上させる為、日本画を習い始めて1年が経過します。
水彩画や油絵と違う技法に、四苦八苦しています。


昨年暮れから、新しい作品にとりかかりました。
今回は花をモチーフにしてみました。
他の生徒さん達の意見を総合すると、花が一番描きやすいと分かったからです。


私は、ヒマワリを描くことにしました。
東日本大震災以降、ヒマワリが復興のシンボルになったからです。


単に地面から生えている風景はつまらないので、ヒマワリを中心としたフラワーアレンジメントにしてみました。
現在は、背景の色を着色し、花の線を転写しただけです。
花びらは、着色が終わったのが1枚だけです。
ですので、上記の写真では、何がなんだか分からないですよね。
今年1年をかけて、ゆっくりやっていきますよ。



着色は、「岩絵の具」を使います。
大雑把に言いますと、色の付いた鉱石の粉末を液状のニカワと混ぜて、紙のキャンパスに定着させます。
塗る際は、とても水っぽく、なかなか紙に定着しません。
色と色を混ぜて使うという事は、殆ど出来ません。
その為、似た系統の色をたくさん用意しないといけません。
色はパステルカラー的なもので、リアルな絵を描くのは難しいです。
奥行きを描くには、洋画の感覚ではうまく再現できません(平坦な感じになります)。

昨年は、失敗の連続の中で描いていました。
それを踏まえて、少しずつ完成させたいと思います。

他の生徒さん達は進行が早く、泊を使った技法を習っています。
私は皆さんに追いつこうなんて考えず、目の前の作品に集中し、良いものに仕上げたいと思います。



●蔵織
http://www.craole.jp/

上記で習っています。
参加されたい方は、蔵織へ連絡してくださいね。

Posted by kanzaki at 2013年01月22日 22:42