2013年02月26日

ありがとう〜感謝の言葉が夫婦関係を温める

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(きれいなジャイアン)


「温度」と聞きますと、今の時期は「寒い」なんて言葉が頭に浮かびます。
この言葉は何も、気温だけに用いられるものではありません。


例えば、夫婦の関係、恋人同士の関係なんていうのも、温度で表現されることがあります。
男女の温度は、「温かい」が理想ですよね。
冷め切った関係は、御免被りたいです。


心療内科医・海原純子先生が、「感謝の言葉が夫婦関係を温める」という処方箋(エッセイ)を書かれていました。



夫婦の関係をスムーズにするためには、ねぎらいや感謝の気持ちを「言葉」にして伝えることが大切です。


「ありがとう」「ご苦労様」などの一言をもらえると、自分の役割を果たした実感が湧き、疲れも軽くなります。


特に大切なのが「ごめんなさい」。
人は、些細なことでも相手から謝罪の気持ちが感じられないと、ネガティブな感情が、心の中に澱(おり)のように溜まってしまいます。


「ごめんなさい」という言葉には、一種のリセット効果があり、心の中のしこりや相手への失望感を消してくれるのです。


毎日、顔を合わせる相手だからこそ、こうした言葉をきちんと伝えたいものです。
もし、面と向かって言うのが恥ずかしければ、一言でもいいから、手書きのメモを活用してみてください。
そっと、テーブルの上に置いたメモには、情報だけではなく、思いや感情が宿ります。


※※※


仕事でも、感謝やねぎらいの言葉は、意識的に多く使いたいものです。
そういった温かい言葉というのは鏡みたいなもので、必ず自分に返ってくるものですからね。
言い続ける事で、心が温かくなります。


そういう言葉を全く使わない大人っていますよね。
共通するのが、表情が冷たいこと。
あまり自分から近づきたくありません。
なんで、たった一言が言えないのだろうかと思います。


実際に面と向かう場面だけではなく、例えば、メールやネット上でも、相手を思いやる気持ちがあれば、自然と言葉に温かさが乗るものです。


私は、相手様からメールで連絡・報告があったら、ほんの一言でもいいから、感謝の言葉を返信するようにしています。
相手が内部・外部問わずです。
多くの人はそういう場合、返信しないですよね。
なにかしら自分に対して割いてくださった労力・時間というものを考えたら、自然と返信するものだと私は思います。
どちらが立場が上とか関係ありません。
あるのは、思いやりだけです。


また、メールでしか仕事のやりとりの無い相手様には、メール本文の末尾に一言、ちょっとした近況などを書いたりします。
この僅かな近況のやりとりがあるだけでも、随分と違うものですよ。
心の温度があらわれ、仕事にも良い影響が出ています。


外の寒さに負けない心の温かさを持ち続けたいものです。

Posted by kanzaki at 2013年02月26日 22:51