女性の総合職の増加、晩婚化によって、結婚当初から「別居」という形をとる夫婦が増えてきました。
同居できないから結婚を諦めるのではなく、あえて「別居婚」という選択をするのです(日経より)。
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例えば、妻の転勤辞令。
今後のキャリアアップのため、それを受け入れて、別居婚するケース。
互いに50歳近くで、それぞれ高齢の母親と同居しているケース。
「親をみとるまで」と別居婚に踏み切りました。
週末や、月の何回かに会い、平日は携帯電話やメールでコミュニケーション。
最近では、「LINE(ライン)」を活用している人も。
夫も妻も、互いに安定した収入があるため、突然の金銭的問題に慌てず乗り切ることができます。
社会問題を話し合え、異なる意見を交わして視野が広げる人がいます。
別居婚とはいえ、結婚で得た精神的安定は、何にも代え難いと微笑んでいます。
見識者は「同居を阻む障害にひるむより、別居でも結婚した方がいい」と言い切っています。
障害が永続するとは限らないし、2人で仕事を続けていれば、どちらかがセーフティーネットになり得ます。
夫婦で補いながら、キャリアを組み合わせていけばいい。
「ひるむより結婚」だそうです。
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「後朝の文(きぬぎぬのふみ)」というものがあります。
「後朝」は、平安時代の貴族の男女が、一夜を共にしたあとの事です。
その後、男性から女性に宛てて送った恋文を「後朝の文」と言います。
平安時代は、男性が女性のもとへ訪ねて行く「通い婚(別居婚)」が普通でした。
夜、男性が女性の元へ通い、早朝に男性は帰ります。
その後、「昨夜の君は素敵でした。また来ます」というお手紙を従者に持たせます。
「後朝の文」を送るのが早ければ早いほど、男性の女性への愛情が深いとされていました。
今の時代のメールと同じで、スピード重視です。
いつ来てくれるか分からない恋人を待つ女性の身としては、そういった手紙の言葉と、送るスピードが不安を解消させたのです。
なんだか、腐女子が読んでいそうなマンガみたいなお話しですが、本当のお話しです。
時代は移り変わり、ただ待つだけだった女性は、ビジネスの真ん中で活躍するようになりました。
男性が女性の家へ行っても、まだ仕事で帰宅していない状態だってあります。
女性も高度な教育を受けているのですから、それを社会に役立てるのは、むしろ自然な考えです。
その為、別居婚という選択肢も自然なのかもしれません。
高齢化社会で、互いに高齢の親がいると、結婚の際にいろいろと考えることもあるでしょう。
これもまた、別居婚という選択肢は自然なのかもしれません。
なんにしても、好きな人がいるという事はいいことですよ。
2次元の嫁を持つ男が言っても説得力ありませんが()
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