男性と女性の脳は、どう違うのか。
この質問に、脳科学者・茂木健一郎さんが解説していました。
※
男性は、一つの事にこだわる「オタク脳」が比較的多いです。
一方、女性は、人間関係を大事にする「きずな脳」が比較的多いです。
この違いにより、同じ対象でもアプローチが異なります。
【例1.カメラ】
男性の「オタク脳」は、細かいスペックにこだわります。
レンズがどうだとか、画素数はいくつかなど、延々と議論して飽きません。
女性の「きずな脳」は、カメラを使って、人と人とがどのような関係を築けるかに興味を持ちます。
一緒にスナップを撮影したり、写真を共有することに喜びを感じるのです。
※
【例2.人間関係】
男性の「オタク脳」は、一つのことにこだわるあまり、人間関係をおろそかにすることも多いです。
数学にのめりこんで寝食を忘れ、コンピューターのプログラムばかりやって、人との関係が消えます。
そのような事例は、男性に多いです。
女性の「きずな脳」は、人間関係の細やかなニュアンスに関心を抱き、その中で自分を活かそうとします。
家族や友人との絆が何より大切であり、そこを離れて抽象的な問題を議論しても、仕方がないと考えます。
※
一人ひとりの脳は、極端な「オタク脳」と、極端な「きずな脳」の間のスペクトラム(分布図)のどこかにあります。
男性に比較的「オタク脳」が多く、女性にはどちらかといえば「きずな脳」が多いのです。
誰の中にも、オタク脳ときずな脳の回路があります。
人によって比重が異なってきます。
一つ確実な事があります。
それは、オタク脳ときずな脳が協力しなければ、何事もなしえないという事です。
オタク脳は、IT起業におけるイノベーション(新しい切り口)のように、一つのことに集中して突破する際には大いに力を発揮します。
一方、ビジネスとして展開するにあたっては、人間関係を細やかに見るきずな脳の働きが大切になります。
つまり、オタク脳ときずな脳が協力しないと、ベンチャービジネスは成功しないのです。
異なる能力のシナジー(+αのプレミアムが産み出される相乗効果)からビジネスという「子供」が生まれます。
男脳と女脳は、仲良くしたほうが良いのです。
※※※
【インスタントカメラ「チェキ」は女性に人気】
昔は確かに、カメラの分野に関しては、男性の領分だったと思います。
けれどそんな中でも、女性の方が上手に使えていた部分があります。
それは、「インスタントカメラ」です。
インスタントカメラとは、撮影直後に自動的に現像を行う写真フィルムを使ったカメラのこと。
撮ったその場で写真を見ることができるという最大のメリットがあります。
デジカメが無かった時代、その場で撮影した写真を「共有」する際、インスタントカメラは大変便利でした。
パーティーやイベントで大活躍。
しかも、インスタントカメラで撮影した写真の印画紙は、構造上、周辺に大きな白枠があるので、そこへメッセージなどを自筆で書けるというメリットもありました。
その為、画質うんぬんよりも、撮影したもので人間関係を高めるのに適しており、まさに女性の「きずな脳」に最適なカメラでした。
今は、デジカメやスマートフォンが主流の時代。
そんな中でも、インスタントカメラの良さを女性はちゃんと理解しています。
その為、富士フイルムが発売しているインスタントカメラ「チェキ」は、今尚、女性たちの間で支持されています。
私が所有していた頃と違い、今は女性に好まれる可愛らしいスタイルになっています。
●インスタントカメラ | 富士フイルム
http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/filmcamera/instant/index.html
そんな「チェキ」に新しい機種が登場しました。
「“チェキ”instax mini 90 ネオクラシック」です。
●“チェキ”instax mini 90 ネオクラシック | 富士フイルム
http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/filmcamera/instant/instaxmini90/index.html
( "チェキ"「instax mini 90 ネオクラシック」プロモーションムービー - YouTube)
2013年9月20日発売、19,800円です(1万円未満が主流のチェキの中では高級)。
クラシカルでモダンなスタイルは、他のチェキと一線を画すものです。
多彩な撮影機能が搭載されているので、作品としての写真を生み出すこともできます。
※
【フェイスブックへ投稿できるデジカメ】
スマートフォンにはカメラ機能が付いており、更に、アプリを使って写真を加工できます。
インターネットへ接続し、撮影した写真をツイッターやフェイスブックへ投稿し、他の人達と写真を共有できます。
最近は、デジカメにWi-Fi機能が搭載されているものが多くなりました。
そのおかげで、デジカメで撮影した写真をスマートフォンへ送信し、スマートフォンからイッターやフェイスブックへ投稿できるのです。
インターネットにより、インスタントカメラで撮影した写真よりも多くの人と共有できます。
「カメラ女子」という言葉がありますが、単にカメラや撮影が好きなだけではなく、撮影を通じて人間関係を深めています。
その辺は、男性よりも上手に活用されていて、私はとても関心しています。
そんな「きずな脳」にもってこいのデジカメをご紹介します。
海外にて、キヤノンが「PowerShot N Facebook Ready」を発表しました。
現行のPowerShot Nのマイナーチェンジモデル。
新たに、「Facebookコネクトボタン」が採用されました。
(本体の横に、フェイスブックのアイコンが記されたボタンがあります)
●“Facebookボタン”付きの「PowerShot N」新バージョン、海外で発表 - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130822_612238.html
●Canon U.S.A. : Consumer & Home Office : PowerShot N Facebook ready#Overview
http://www.usa.canon.com/cusa/consumer/products/cameras/digital_cameras/powershot_n_facebook_ready#Overview
前モデルは、日本では、キヤノンオンラインショップで限定販売でした。
まだ日本では発表されていませんが、今回もオンライン販売のみかもしれません。
●前モデルの紹介「キヤノン:PowerShot N|概要」
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/n/
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |