2013年10月15日

お見舞いをする時のマナーとは?

親しい人が入院した場合、相手の状態が安定し、迷惑にならなければ、何度行っても構わないそうです。
入院生活は退屈しがちですから、話し相手を求めているなら尚更です(日経より)。


近くまで来たからと、最近の話題が載っている月刊誌や週刊誌を持って行くと喜ばれます。
また、帰る際、なにか欲しいものがないか聞くのもよいでしょう。


(私見ですが、何でもかんでもリクエストに答えて持っていくのは、見舞いする側が負担になってしまい、足が遠のいてしまうように思います)



お見舞いには、花やお菓子、お金を持参する人が多いです。
目上の方に現金を贈るのは失礼との見方もありますが、入院で何かと費用がかかることもあるので、お金は先方も助かるものです。


お見舞金を贈る際は、「結び切り」の赤白の水引きを使います。
表書きは「御見舞」とします。

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「結び切り」は「結び留め」ともいわれ、一番丁寧な結び方です。
かつては目上の方や大事な贈り物に使いましたが、現在では1回限りの意味で使います。
病気は何度あっても困ることだからです。

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赤白の水引は、相手が不快に感じるのではないかと心配な方もいます。
その場合、袋の左端に赤が入ったものを使うと良いそうです。

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※※※


お見舞いかあ。
そういや、殆んど行ったことがないなあ。
まわりで入院をする人がいないというのは、本当に幸せなことだと思います。


私は入院した記憶が無いので、入院生活がどれほど退屈なものか実感がありません。
病気や怪我による様々な不安がある事でしょう。
けれど、それを払いのける何かしらのアクションをしたくても、ベッドの上ではなかなか出来ないですよね。
そんな時、顔見知りのお見舞いは、とても心強いでしょうね。


誰かの支えになる。
それもさりげなく。
そういう心遣いの出来る人になりたいものです。
「無縁社会」を払拭する手立ては、モノではなく心ですよね。

Posted by kanzaki at 2013年10月15日 22:44