2013年11月28日

おせち料理に関するアンケート結果〜予算は1万円台、好きなおせちは「栗きんとん」、教わったのは自分のお母さんから

今度の日曜日は、もう12月なのですね。
あっという間に師走へ突入です。
この1年、慌ただしすぎて、自分でもなにがなんだか分からないまま駆けてきた感じです。


地元の新聞を読んでいたら、おせち料理の話題が書いてありました。
もう、そういう話題がのぼる時期なのですね。


全国農業協同組合中央会(JA全中)が、おせち料理についてアンケートを実施していました。


1.おせち料理の予算は?

・約3割が「1万円台」

・平均は1万1839円

・新潟県を含む「中部」は1万2711円(新潟って、中部だったの?)。
「北海道・東北」「関東」などの5エリアの中で、もっとも高い。


2.手作り派? 購入派?

・「全て手作り」している家庭は、わずか7%

・「ほとんど手作り、一部購入」が24%

・「ほとんど購入、一部手作り」が33%

・合わせて6割の家庭で、市販品も利用しながら無理なくおせち料理を手作りしています。


3.手作りの良い点は?(複数回答)

・「おいしい」が50%

・「お正月が来る実感が持てる」が48%

・「安心・安全」が42%


4.手作りの割合が高かった料理は?(複数回答)

・「筑前煮・煮しめ」が55%

・「なます」が42%

・「黒豆」が41%


5.好きなおせちは?(複数回答)

・「栗きんとん」が44%

・「数の子」が41%

・「ハム・ローストビーフ」が40%


6.料理のお手本は?

・「自分の母から教わった作り方」が54%

・手作りしている人の約8割が、家庭の味を次世代に伝えたいと考えています。


※※※


新潟では12月31日の大晦日に、お節料理をはじめとした、豪華な料理を食べます。
大晦日にお節料理を食べる割合は、北海道や東北に多いです。
西日本や東京では少なく、1月1日の元日に食べます。


また、大晦日にお節料理を食べる地域は、ご馳走であればよく、例えば「すき焼き」とかでもO.K。
比較的、料理の形式にはとらわれていません。


31日重視の地域は、北の雪国が多いです。
こうした地域では、年間の戸外での仕事が秋の収穫で一区切りします。
余裕がある大晦日にご馳走を並べ、「今年一年ご苦労様」と内輪でねぎらいます。


一方、雪も少なく、冬場でも外で働ける地域は、ご馳走は1日派が多いです。
大晦日はギリギリまで働いて、簡単に準備できるそばを食べる。
そして新年はケジメとして、ご馳走を食べます。


その地域の気候が仕事に影響し、31日派と1日派に分かれたようです。


大晦日にせよ元旦にせよ、家族や親戚が集まるというのは良いものです。
慌ただしい1年のうち、年末年始ぐらいは、のんびりしたいものですね。

Posted by kanzaki at 2013年11月28日 23:44