2013年12月18日

不眠症ならば「寝酒より、同じ時刻に起床」

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「食べること」と同じくらい大切なのは「睡眠」です(日経より)。


睡眠中は、自律神経の働きにより、身体と脳が休息をとります。
さまざまなホルモンが大量に分泌されることで、疲労回復や傷んだ部分の修復が促されます。
また、免疫関連物が血中に増加し、ウイルス増殖を抑えます。


睡眠が不十分な生活が続くと、生活習慣病の発症リスクが高まります。
脳の疲労回復も不完全になるため、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼします。
不眠な人は、ない人に比べて、3年以内に鬱病を発症するリスクが4倍になります。



【寝酒より、同じ時刻に起床】


欧州や南半球の外国では、不眠症の人の40〜50%が医者へ行くそうです。
一方、日本は10%以下です。


そのせいもあるのでしょう。
「アルコールの飲用で対応」が30%と、調査国中で最多です。
「寝酒」が不眠解消という国民性が分かりました。


寝酒は、睡眠の質を大きく低下させます。
確かに、お酒は寝付きを促し、直後には深い眠り(ノンレム睡眠)が現れます。
しかし、アルコールが体内で分解され始めると、浅い眠り(レム睡眠)がメインとなり、脳が休まらないのです。
さらに、アルコール依存症という危険性もあります。


眠れない時の対策として、早めに就寝し、眠れないままの人がいます。
眠ろうとする努力が脳を緊張させ、うまくいきません。


早寝に挑むより、「遅寝早起き」で「同じ時刻に起床する」ことが、体内時計の修正に効果があるそうです。


起床して光を浴びるとスイッチが入り、その15〜16時間後に、脳内の睡眠物質「メラトニン」の分泌量が増えます。
すると、一日働いた脳が「点検・補修」を求め、睡眠へ誘います。
起床時間を定めると、自ずと就寝時間が定まるのですね。


※※※


確かにまわりでも、寝酒をする人が多いです。
普段、お酒を飲まない私には驚きです。


私は睡眠に関しては、目を綴じるとすぐに寝てしまいます。
1分かかりません。
普段は6時間の就寝です。
少しすくないせいか、目を覚ますや「さっき、寝たばっかりなのに!」と思ってしまします。
不足分は、昼寝30分で補っています。


本当は7時間寝たいのですが、今のところ難しいです。
生活習慣を見直し、なるべく睡眠を確保したいものです。
削るとしたら、アニメの視聴かな?

Posted by kanzaki at 2013年12月18日 22:24