2014年03月22日

食物繊維をとるには寒天がオススメ〜寒天の74%は食物繊維


【寒天は食物繊維が豊富】


母が事故に遭ってからは、私が買い物へ行っています。
ついつい、偏ったモノ、好きなモノを買いがちです。
最近、栄養不足かなあと感じ、ビタミン剤などを服用はしていますが、これはあまり良い傾向ではないですよね。
特に足りてないと思うのが「食物繊維」です。


乾物(かんぶつ)で食物繊維が豊富なのは、「寒天(かんてん)」です。
寒天は食物繊維が全体の74%というから驚きです。


昔は、食物繊維は不必要なものと考えられていました。
消化吸収されないから栄養価値が無いといわれていました。
2000年、日本ではその大切さがようやく認識され、摂取目標が定められました。


「日本人の食事摂取基準」(2010年版)」によりますと、成人の食物繊維「目標量」は1日18g以上です。
男性では19g以上、女性では17g以上です。
毎日の健康なお通じのためには1日20g、心筋梗塞による死亡率の低下が期待されるには1日24g以上です。


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上記サイトを見ますと、ゴボウが食物繊維豊富と書いてありますね。
春菊も多いのは意外でした。



【寒天の産地は海が無い】


寒天の産地で有名なのは、長野県や岐阜県だそうです。
不思議ですよね?


だって、寒天の減量は、テングサやオゴノリなどの海藻類ですよ。
なぜ海の無い内陸まで、わざわざ運んだのでしょうか。


それは、両県が寒天を作るのに適した条件だったからです。


・夜の寒さ
・昼間の晴天
・適度な風
・きれいな水


これらの条件がそろっていたので、農家の冬の副業として、代々、受け継がれてきたのです。



【寒天は偶然の産物】


寒天の原料は「ところてん」です。
江戸時代、とある旅館にて、料理の使い残しのところてんを屋外に放置しました。
夜の寒さで凍り、昼の日差しで溶けるのを繰り返しました。
その偶然の結果、寒天ができたのです。


寒天はところてんより白く、海藻臭もありません。
低カロリーで腹持ちが良く、ダイエット食品としても注目されています。



【寒天とゼラチンの違い】


寒天に似た食品に、ゼラチンがありますが違うものです。


寒天は、植物性の食品です。
常温で固まります。

ゼラチンは、動物性の食品です。
冷やして固めます。



極端にひとつのものを食べるのが私の悪い癖。
体に良いものを少しずつまんべんなく食べたいものです。


さて、寒天を使っている食べ物・・・コンビニへ行ってあんみつでも買ってきましょうかね。
(深夜に甘いものを食べると太るぞ!)

Posted by kanzaki at 2014年03月22日 23:08