2014年04月27日

「三越ある街と 全国うまいもの展」〜本場盛岡冷麺やまなか家、有職たい菓子本舗・天音、赤福

新潟市にある三越というデパートで、「三越ある街と 全国うまいもの展」というイベントを開催していました。
全国各地の味と店の人気商品を販売しています。


●三越ある街と 全国うまいもの展|新潟三越 NIIGATA MITSUKOSHI
http://niigata.mitsukoshi.co.jp/contents/140420umaimono2.html
(4月22日〜29日。新潟三越 7階催物会場)


その場で食べたり、買ったりしたものの一部をご紹介します。
写真は全て、iPhone5。



●岩手〈本場盛岡冷麺やまなか家〉本場盛岡冷麺(864円)

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(チラシの見本と、現実の違いにいろいろ思うところはありますが、気にしないことにしよう・・・)


・盛岡冷麺と炭火焼肉 元氣が出るお店【やまなか家】-公式ホームページ-
http://www.yamanakaya.jp/


1950年代中頃(昭和30年頃)、青木輝人さんが開いた店が、「盛岡冷麺」のはじまりです。
岩手県の焼肉屋ならば、どこでも食べられる定番商品です。


「やまなか家」は、創業から20年以上、盛岡冷麺を作ってきました。
ツルツルシコシコの麺、じっくり煮込んだウマ味たっぷりスープ、冷麺用に漬けたキムチの三位一体です(と、アピールしていた)。
辛さは自分で調整できるように、別容器の赤いキムチ汁を加えます。
キムチと言っても、大根のキムチ漬けなので、「カクテキ」と言った方が正しいかもしれません。


私は、辛い食べ物も、キムチも好きではありません。
むしろ大嫌いです。
けれど、冷麺だけは好きです。
盛岡へ行った際、焼肉屋で食べた美味しさが、今でも忘れられません。
現地の気さくなオッチャンと食べた、良い印象のせいもありますが。


今回食べた冷麺の麺は、ゴムのような極端な弾力は無く、ちょうどいい食感です。
しかも、麺自体に甘みが含まれており、これが美味しかったです。
キムチの汁を加えない状態のスープは、殆んど味も無いので、かえって麺の美味さを感じました。


キムチを食べたところ、汁の辛さに死にそうになりました。
辛いのが苦手な人は、そのまま食べない方がいいです。
ところが、この汁を少しスープへ加えますと、無味なスープが、急にコクのある美味しいモノになりました。
美味しくて、ついつい飲んでしまいます。
バラバラでは何でもないものが、二つ合わさると美味しいものになる、不思議な体験でした。



●東京〈有職たい菓子本舗・天音(あまね)〉たい菓子(1個 173円)


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・有職たい菓子本舗・天音 | amane-net
http://www.amane-net.com/


これを一番期待して来たようなものでした。
羽根付きのたい焼きは、その見た目が気に入ったからです。


期待していた羽根部分ですが、クチコミにあったパリパリ感が全くありませんでした。
固いくせに中途半端に弾力があり、なかなか噛みきれません。
生地自体が粉っぽいというか固く、噛んだ際に、生地と餡が一体化しません。
しっかり過ぎる生地と、甘くない餡は、私の好みの真逆です。
実店舗で出来たてを食べれば、印象も違うのかもしれませんね。


やはり私には、王道、直球なたい焼きを提供してくれる「あま太郎」が一番です。
小学生の頃から40年近く食べているので、体がこれしか受け付けないのかもしれません(近所に住んでいた)。
全国、いろんなところで食べたけれど、ここの爺ちゃんと婆ちゃんが作ったたい焼きを超えるものに出会った事はありません。
生地がホットケーキっぽくて、甘い餡と相性が良いのだと思います。


・あま太郎 - 新潟/たい焼き・大判焼き [食べログ]
http://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15007849/



●三重〈赤福〉赤福餅 8個入(720円)


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・赤福餅 | 伊勢名物 赤福
http://www.akafuku.co.jp/product/akafukumochi/

・赤福でお家騒動、社長解任 父と対立、後任は母:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG4S35BVG4SONFB003.html


え〜、ある意味、タイムリーなお菓子を食べてみました(汗)


いつも思うのですが、甘いんだか、しょっぱいのかよく分からない、いたってごく普通の和菓子です。
伸びがよい餅と、シンプルな餡の、素朴で普遍なところが良いのかな。
なんだかんだで、こうやって買ってしまう魅力があります。


大阪へ行った時、「兄ちゃん、赤福食うか?」と、見ず知らずのおっちゃんに食べさせてもらった記憶が、赤福餅の印象を良くしているのかもしれません。


いつも思うのですが、関西の人達って、本当にいい人が多いです。
人との繋がりを、笑顔を通じて大切にしている感じがします。
今まで出会った関西人で、悪い人に会ったことがありません。
私のような人間でも受け入れてくれる、心が広い感じがします。


新潟県民の自殺率は、全国ワースト1位です(人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率にて)。
自殺死亡率は28.7%!
一度異端のレッテルを貼られたら、閉鎖的な環境では生活できなくなるのが原因だと言われています。


新潟は美味いものが多いけれど、全国にアピール出来ず、「新潟って、米・酒・魚が有名だけれど、それ以上はよく知らない」と、知名度が高まらないのは、閉鎖的だからだと思います。
愚痴を言っていても始まらないので、神ナナでアピールしていこうと思います。

Posted by kanzaki at 2014年04月27日 22:27