「先手必勝」のマナーは、職場に好循環をもたらす。
マナーコンサルタント・西出ひろ子さんはこう語ります。
マナーは心を言葉と行動で表現するもの。
それを言葉や態度で表してみましょう。
感謝の気持ちをもって「お疲れ様です」「いつもありがとうございます」などと声をかけ、会釈やお辞儀といった態度でも示してみましょう。
マナーはお互いさまですが、まずは自分がやるべきことをやってみてはどうでしょうか。
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さまざまな企業の上司に共通する悩みがあります。
「名前を呼んでも返事をしない」
「仕事を頼もうと思って呼んでも、席を立って来ない」
上司に呼ばれたら、作業を即座に注意し、「はい」と感じの良い声のトーンで上司に聞こえるように返事をしましょう。
できれば、メモをとれる準備をして、即座に上司のもとに行くことです。
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ここまで読んで、反発したい気持ちが湧き上がってくる人もいるでしょう。
私も、その一人でした。
いわゆる、中二病をこじらしたまま大人になった人です。
「私も、その一人でした」なんて書いているけれど、仕事がテンパってくると駄目になってしまいます。
しかし、後で必ず後悔します。
上司は、私達の先生や親ではありません。
感情の起伏は、我々と同じです。
否、我々以上に、多くの仕事を抱え込んでおり、もの凄い重圧と戦っています。
本当は、もっと感情をあらわにしたいけれど、立場上抑えているだけです。
必要があるから呼んでいるのですから、反応しましょう。
最初は、なかなか難しいでしょうけれどね。
人間関係は、相手に何かを求めて、自分の環境を改善しようと思うと、なかなか実現しません。
それより、自分の心を変化させた方がいい。
会社への不満を理由に別の会社へ転職すると、また同じような不満が出てきます。
それは多分、これから先、どこへ転職しても同じでしょう。
私は、転職否定派ではありません。
しかし、その手段を使うのは、少し後でもいいと思います。
考え方、捉え方で好転できるならば、それが一番ですから。
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