2014年11月24日

神崎の酒場放浪記〜駅前漁港(新潟市中央区弁天)/ノドグロ(喉黒)を炙ったものは日本酒に最適

この連休は、大学時代からの友人が来県しました。
観光、イベントは一切なし。
日中は、ファミレスや喫茶店などで談笑。
夜は、居酒屋で談笑。
ひたすら談笑の連日でした。
何もせず、こういう時の過ごし方が、最高の休日です。


普段、居酒屋なんて行かないものですから、店の選定に困りました。
今回行った店は、最初にチェーン店へ行ったら満席なので、その近くの個人経営のお店に入るというパターンばかりでした。
偶然の出会いが無ければ、自分ではまず入らないであろう店ばかりで、これは面白かったです。


今回はその中から一件ご紹介します。


●駅前漁港
http://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15009384/

住所:新潟県新潟市中央区弁天1-3-29
営業時間:11時30分〜14時、17時〜23時30分、ランチ営業、日曜営業
定休日:不定休
予算:[夜]¥3,000〜¥3,999
アピール:
オーナーが自ら仲買人として、毎朝市場で買い付け、厳選した生きの良い新鮮なものだけを競り落としで直接仕入れてくる食材は、新鮮で旬な肴ばかり♪皆様には激安で旨いものを常にご提供しております。

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昨日は連休の真ん中なのに、駅前は物凄く人が多かったです。
その人の流れによって、駅前の居酒屋の周りも大混雑。
いつもなら余裕で入れるチェーン店へ行ったら、珍しく満席で断られました。


仕方がないので店を出ると、「駅前漁港」の店員さんが呼び込みをしていました。
渡りに船。
予備知識ゼロで入店しました。
1階席は、ちょうど私達で満席となりました。
お客の回転が早く、呼び込みをせずともすぐ満席になるぐらい繁盛していました。
客層は老若男女。
カウンター席は、若い女性と男性の組み合わせばかりでした。


名前通り、お魚がメインで、地元の日本酒がたくさんあります。
新潟は新鮮な魚が普通にあり、しかも私は船乗りの息子なので、普段はそれほど魚に対して関心がありません。
そんな私でも、ここの魚は旨いと感じました。
しかも、たらふく食べたり、飲んだりしたのに4000円なので、チェーン店と変わりません。
魚の旨さを久々に感じました。


店員の対応も気持ちが良いですし、店内の適度な狭さも相まって、物凄く満足な時間を過ごせました。
このお店に入れば、ハズレはありません。
駅前にも、ちゃんとしたものを食べさせてくれるお店を知って、まるで旅行客気分でしたよ。
また、伺いたいと思います。


以下、食べたものを幾つかご紹介します。
これ以外のもの、サイドメニュー的なもの、全てが大ヒットでした。
撮影は全てスマホ。


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※刺身の盛り合わせ:
既に何切れか食べてから撮影。
最初に、このお店の魚の味を知るため、5種類の盛り合わせを注文。
これが、新鮮で美味しいものですから、次から次へ注文を始めました。


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※寿司:
注文が混んでいて、1時間ぐらいかかりますと言われたのですが、割りかし早く出してくださいました。
回らない寿司は久しぶりです。
寿司専門店に負けない、程よい米の握りが秀逸。


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※ノドグロ(喉黒):
テニスの錦織圭選手によって注目された高級魚。
他県ではアカムツと呼ばれているもの。
新潟に来たら、これは食べなくては。
この日は、9食限定でした。
そっと口に運ぶと、上品ながらも強く甘い濃醇な香味が口いっぱいに広がります。
炙ってあり、旨さ倍増。
日本酒にピッタリ。

●帰国した錦織圭が食べたいと言った「ノドグロ」ってどんな魚? - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141061325929048401


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※味噌味のつみれ汁:
これを自宅で作る際、小骨を残さないで作るのが大変なんですよね。
我が家は醤油出汁ですが、この味噌味も濃厚で体が温まります。


他にも注文したのですが、旨いものばかりで、食べたり飲んだりしながら話していたら、撮影し忘れました。
いやあ、魚の旨さを再認識できたお店でした。
しかも、値段はリーズナブルで敷居が低いので、何度も通いたくなりました。

Posted by kanzaki at 2014年11月24日 19:08