引っ込み思案で、なかなか友達ができない子がいます。
こういう子は、自分の考えや思いを表現しようとしません。
まわりの子は、その子に近寄れません。
理由は、その子がどんなことが好きか嫌いか、どんなことに関心を持っているのかなど、その子に関する情報を入手できないからです。
子どもが自己表現できるようになるには、親としてどうしたら良いのでしょう?
それにはまず、親が手本になり、「わたし」を主語にして子どもに話しかけることです。
子どもは親のまねをして、語り方を学んでくれます。
※
【わたしメッセージ】
アメリカの心理学者トマス・ゴードン博士は、コミュニケーションの訓練法について考案しています。
その中に、「わたしメッセージ」というものがあります。
「わたしメッセージ」は文字通り、私自身の心の中を表現するものです。
相手を評価したり、判断したり、解釈したりせず、私を説明するものの言い方です。
私の考え、気持ち、好き嫌い、欲求、意志などを相手に伝えます。
あなたが自己表現すると、相手も率直な態度で接しやすくなります。
お互いが率直に語り合えば、人間関係はより良いものになります。
「今日はとっても嬉しいことがあったんだ」
「今は悲しい気分なの」
「サッカーが大好き」
その時に感じたり、考えたりしていることを率直に表現するだけ。
相手について言うのではないから、抵抗や反発はありません。
●親業訓練協会
http://www.oyagyo.or.jp/
※※※
自分の事をどれだけ語るかは、良し悪しだとは思います。
あまり、自分語りをされても、うざく感じられてしまいますから。
社会に出るまでは、「わたしメッセージ」は大切だと思います。
自分の行動範囲が狭く、人間関係も限られたフィールド内では、処世術として最善です。
しかし、ある程度の年齢になったら、そんなに語る必要はないのかなと思います。
また、たくさんの事を手広くする必要もない。
人脈だって、不必要に広げる必要もない。
むしろ、狭めてよいのではないかと。
どんなことにせよ、成果を出すには、時間と労力が必要です。
長いようで短い人生ですから、一つのことをとことんやった方がいい。
途中、不安になったり、寄り道もしたくなりますが、なるべく真っ直ぐ進んで行くほうが、結果的には満足いくのではないかと思います。
「断捨離(だんしゃり)」という言葉がもてはやされています。
断捨離とは、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のことです。
本当の意味での断捨離は、一つのことをとことんやる事だと思います。
モノを捨てるというより、脇見をせず、己の信じた道を突き進むことです。
SNSの普及のせいで、「私、こういうことをやっています」と自分アピールの機会は増えました。
しかし、「やっています」ではなく、「こういう結果を出しました」と言える人は一握りです。
大抵は、表面をなぞっておしまいです。
俗にいう、「意識高い系」な人達です。
●世に溢れる【意識高い系】がなかなか痛い - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137152302934193601
最近は、飽きずにつきつめていく生き方がいいと感じています。
私にそういうものがあるのかと自問自答してみると、
「20年以上まだ一度も転職せず、一つの仕事をずっと続けている」
「10年以上、神ナナを運営している」
この二つだけは紛れもない事実ですし、自信が持てます。
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