2015年05月09日

大学では「100円朝食」が広まっています〜仙台市の「めしのはんだや」を思い出すなあ

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最近の大学では、「100円朝食」が広まっているそうです。


学生たちに、きちんと朝ごはんを食べてもらうための取り組みです。
栄養バランスを考えたメニューなうえに、値段も安いとあって評判が高いです。
生活習慣が改まったという声もあります。



以下の大学にて、相次いで100円朝食が導入されています。


・東京経済大学(国分寺市)
・立命館大学(京都市)
・駒沢大学(世田谷区)
・広島経済大学(広島市)


東京経済大学の場合、通常300円のところ、父母の会が200円負担し、低価格にしています。
1日100食限定(降雪などが無い限り完売する)。
ご飯、小さいとん汁、主菜1品(さば味噌煮やシューマイ、唐揚げなど)。
副菜は10品から好きな2品を選べます。


学生は、運動部に入っていても朝食をとらない人が多いです。
支援の必要を感じ、実施するようになりました。
調査によると、8割を超える学生が、「朝食を食べる習慣が身についた」と答えています。



この他、湘南工科大学(藤沢市)では、なんと無料での提供を始めました。
ご飯、みそ汁、サラダが基本セット。
おかずは日替わりです。
午前8時から45分間。
食数に制限はありません。


※※※


100円朝食は、非常に良い試みだと思います。
はじめての一人暮らしで、自炊がままならない人もいますから、栄養面から見ても親御さんは安心するでしょうね。


一人暮らしの学生生活は、生活のリズムがめちゃくちゃになりがちです。
朝、学校へ来て、朝食を食べてから授業を受ける。
きちんと朝に起きて、きちんと食べ、きちんと学ぶ。
こんな理想の生活習慣が出来ている人は、自宅通学でも無い限り、実はあまりいないんじゃないかなと思います。


朝まで遊んで、昼まで就寝、午後から大学、夜はバイトなんて事もザラです。
私がまさにそんな感じでした。
しかも、お金が無いので、節約できるところといえば食費しかありません。
1日1食で過ごすことも多かったです。


朝食は、正しい生活習慣を当たり前に過ごせるようにする為に必要だと思います。
栄養面だけではなく、朝に起きるというきっかけにもなります。
朝のゴミ出しもそうですが、毎朝、なにかしらやらなければいけない事があると、生活リズムは作りやすいものです。


過保護と言われるかもしれないけれど、もっと多くの学校で実施しても良いと思います。
大学時代に、一人暮らしでも正しい生活習慣身が出来るようになると、社会に出てからも役立ちますからね。



大学時代、私のお腹を低料金で満たしてくれたのは、「めしのはんだや」でした。
私と同年代の宮城県・仙台市民にとって、ある意味ソウルフードです。


●あなたの街の食堂 半田屋
http://www.handaya.jp/


●めしのはんだやとは (メシノハンダヤとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%81%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%84


●仙台のソウルフード?「半田屋」。学食のような「安さ」と「量」の定食屋が最高だと思うの。 - やじり鳥
http://tonogata.hatenablog.com/entry/2014/08/22/083324
(今も、昔と変わらないコンセプトで安心しました)


今は、「大衆食堂 半田屋」と名前を変えているようですね。
当時、300円もあれば、若い男の胃を十分に満たしてくれました。
ご飯の量が普通でも多いので、大盛りを頼むと、店のおばちゃんに怒られるのも良い思い出です。
あの頃の半田屋は、それぞれの店で、巨大な鍋(釜?)でみそ汁を作っていました。
それもまた、親元を離れて生活する学生には、家庭料理的なものを感じさせました。


ラーメン屋ばっかりで、新潟にはこういうのはないんだよなあ・・・。

Posted by kanzaki at 2015年05月09日 21:17