2015年08月26日

紅茶文化とは、「語り合う」・「もてなす」・「交流する」

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ドラマ「相棒」の主人公・杉下右京さんは、紅茶が大好きです。


コーヒーばかり飲んでいる私には、紅茶に関する知識をあまりにも知らなさすぎです。
コーヒーならば、コーヒー豆のブランドを知らなくても、スタバやコメダ珈琲は利用しているし、コンビニにあるドリップコーヒーでも手軽に美味しくいただけます。


それに対して、誰でも知っている紅茶の情報って、あまり無いように思うのです。
コーヒーと違って、話題にすら出てきません。


茶葉販売「ムジカティー」代表・堀江敏樹さんが、紅茶文化について語っていました。


堀江さん曰く、「CHA=茶」には、

C:Communication(語り合う)
H:Hospitality(もてなす)
A:Association(交流する)

が含まれているそうです。(もちろん、コジャレたジョーク)


日本茶でも紅茶でも同じこと。
そんなお茶の文化を大切にしたものだと語っています。


●Musica TEA _ Facebook
https://ja-jp.facebook.com/pages/Musica-TEA/461026023948538

●芦屋に移転して1年半!「ムジカティー」で紅茶を極める? _ リビング兵庫Web
http://mrs.living.jp/hyogo/shopping/reporter/1894487

●ムジカティー (MUSICA Tea) - 芦屋(阪神)_その他 [食べログ]
http://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28039094/



現在、流通している紅茶は、大きく分けて4種類あるそうです。


1.ルースティー:
葉っぱの紅茶。自分で茶葉を計量して使用。

2.ティーバッグ:
あらかじめ茶葉の量が計量されており、カップに入れてお湯を注げば出来上がり。
蓋をして放っておけば、濃くして飲むことも可能。

3.インスタントティー:
粉末状にした紅茶のエキスに糖分やミルク成分、レモン、アップルなどの香料を加えたもの。
お湯、水&氷で、ホットもアイスティーも簡単に出来る。

4.RTD茶(Ready To Drink Tea):
ペットボトルや缶入りの紅茶飲料。
日本の紅茶消費の95%を占める。
手軽だが、好みの濃さには出来ない。



・紅茶は、お湯を注げば3〜5分で飲める。


・少々長時間放置しても、一定以上には濃くならず、茶葉の成分が抽出される。
だから、最上の一滴「ゴールデンドロップ」を味わうことが出来る。


・出来上がった紅茶をコップに注ぐ際、最後の一滴こそが非常に重要であり、別名「ゴールデンドロップ」と呼ばれている。
ゴールデンドロップは紅茶の後味をすっきりさせてくれる作用があり、その時のメインゲストのカップに注ぐのが最高のおもてなしになる。

(参照)紅茶を美味しくいれるために生まれた”ゴールデンルール”って何? - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136685451841031301


・最近の喫茶店では、ティーポットに紅茶を入れて提供するのは手抜きを言われる。
確かに、一流のプロによる、最適な温度・時間で抽出した紅茶はおいしい。


・しかし、茶葉を入れたポットを提供し、飲み手の好みに委ねた方が、よりおいしく飲めるのではないだろうか。
濃くなったと感じたらミルクを入れてミルクティーにして楽しんだり、差し湯をして薄めてもらえばいい。


・雑誌で紹介される渋くならない紅茶の淹れ方なんてナンセンス。
むしろ、紅茶の渋みには爽快感がある。
口をキュッと引き締めるかのような収斂性のある渋みは、紅茶の滋味そのもの。


・紅茶の渋みの成分は、タンニン。
上品質の紅茶を正しく抽出すれば、タンニンが浸出し、渋くなる。



堀江敏樹さんが紅茶について、「語り合う」「もてなす」「交流する」という意味が含まれていると語っていました。


実際、紅茶は会話を弾ませる効果があるそうですよ。


●「紅茶」には会話を弾ませる効果があると判明!! - IRORIO(イロリオ)
http://irorio.jp/canal/20130415/54763/


調査では、20歳〜40歳代で、初対面、恋人、夫婦の男女10組20人に30分間会話してもらい、会話中の脳血液量を測定。「紅茶」「緑茶」「コーヒー」のうち会話開始直後の酸素化ヘモグロビン濃度の平均値が最も高いのは「紅茶」だったことがわかった。脳の酸素化ヘモグロビンが高いことは前頭葉の活発な働きを示しており、前頭葉が活発化すると、論理的思考力、表現力、創像力が高まり、相手との会話を弾ませる効果が期待できるという。


一方、「コーヒー」の場合はヘモグロビン濃度の推移を見るに、ぐだぐだ感があるそうですorz

Posted by kanzaki at 2015年08月26日 21:49