※石田屋の「みおもて定食(1850円)」。焼いた塩引き鮭は、後で運ばれてきました。
「鮭」って、「サケ」と「シャケ」どっちで読むのが正しいのだろう・・・。
クライアントに会いに降り立ったのは、新潟県村上市。
ここは、鮭の一人当たりの消費量が日本一です。
調理法は100種類を超え、身はもちろん頭や内蔵、中骨や皮に至るまで捨てることなく味わいつくします。
要件を終えた昼、腹が減ってきました。
どうせ食べるなら、やはり鮭を使った料理を食べたい。
村上駅の目の前にある「石田屋」で食事をすることにしました。
目の前なので、店を探す手間が省けました。
●おもてなしの宿 石田屋/新潟県村上市駅前で、お食事・ご宿泊・ご宴会・ご会合
http://www.iwafune.ne.jp/~ishidaya/index.html
●石田屋旅館 (いしだやりょかん) - 村上_魚介料理・海鮮料理 [食べログ]
http://tabelog.com/niigata/A1505/A150504/15002537/
旅館ですが、食べるだけの利用も可能。
店内は、洋風エッセンスを含んだオシャレな割烹という感じ。
いろんなものを少しずつ食べたいと思い、「みおもて定食(1850円)」を注文しました。
これは、ミニはらこ丼、塩引き鮭、鮭の酒浸し、昆布巻き、汁物のセットです。
塩引き鮭は焼くのに時間がかかるという事で、後で持ってきました。
焼き魚と米を一緒に食べたいのに、ある程度食べてから出されるのはちょっと・・・。
だったら、出てくるのに時間がかかってもいいから、全てまとめて出して欲しかったです。
はらこ丼は、宝石のように輝くイクラがのっています。
地元の酒と醤油で味付したイクラは、塩辛すぎず薄すぎず絶妙。
こちらの料理はどれも、極端な味漬けをしていないのが嬉しい。
だから、自然に箸が動き、自然に完食できます。
こちらのお店の人気ナンバー1は、単品の「はらこ丼(1300円)」です。
イクラ一粒に入っているプリン体の量は、鶏卵一個分と同じです。
ですので私は、あまりイクラを食べ過ぎるのには抵抗があります。
だから、お茶碗一杯分で十分です。
酒の肴に最高な「鮭の酒浸し」です。
塩引き鮭を一年がかりで風乾発酵させて造ります。
食べる前にお酒をかけて、酒を染みこませて柔らかくします。
こちらのお店で出されたものは、酒の匂いもきつくなく、上品な感じでよかったです。
よその県にあるのかよく分かりませんが、これは旨いですよ。
帰りに、街のお店で買って帰りました。
昆布巻きは、柔らかく染みています。
鮭を昆布で巻いたというより、元々こういう形だったのではと思うほどの一体感でした。
焼いた塩引き鮭。
文字通り塩味があります。
しかし、決して辛くはありません。
米に合う程よさ。
それ故、米と一緒に出して欲しかったです。
パリパリに焼かれた皮も、当然いただきました。
みそ汁は、大量のエビの頭などが入っており、海鮮ぎっしりな味わいでした。
まるで温泉旅館でひとっ風呂浴びてからの食事かと思わせるひとときでした。
村上市は、新潟市から在来線で北上し、1時間強のところにあります。
機会があれば、是非、昔ながらの町並みを残した村上市を訪ねてみてください。
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