2015年10月29日

植物が道路のすき間に生えるのはどうして?〜競争相手がなく過ごしやすいから

samui2015.JPG


冬の準備を少しずつ行っています。


居間に引き続き、寝室や風呂の脱衣所にもファンヒーターを設置完了。
ホームタンクも灯油満タン(今はまだ灯油が安いから1万2千円也)。


今週でようやく、クールビズも終了。
来週からネクタイをしめるのは面倒です。
冬もののスーツとコートも出さなくては。


※※※


Q:植物が道路のすき間に生えるのはどうして?

A:競争相手がなく過ごしやすいから。

(NIKKEIプラス1より)


・日光にあたり光合成する際、葉が重ならないよう、野原では他の植物と日光を取り合うことになる。
その為、葉をたくさんつけたり、茎をどんどん高く伸ばす。


・すき間は、周りがアスファルトで固められているから、競争相手が現れる心配がない。
日光をひとりじめできる。


・すき間は道路のはしに多いから、自動車や人にふまれることも少ない。


・アスファルトの下には土があるから、水分もそれなりにある。
水と一緒に、成長に必要な「窒素」「リン酸」「カリウム」も吸い上げることができる。


・すき間で育つ植物は、背が低くて小さいものが多い。
光合成をする際、日光を奪い合うための競争相手がいないので、大きくなる必要も無い。
雨が降らない日が続いた時の水不足を考慮し、水を節約するために体を小さくしている。



なんだか植物も人間も、同じような感じなのですね。
競争社会に身を置かなければ、そんなに過度な知恵や体力をつける必要もない。
神経をすり減らさなくてもいい。
身の丈にあった生活をすればいい。


どうも人間は、自ら競争相手を作って、勝手に戦いをはじめる傾向があります。
見栄とか、承認欲求が高いせいでしょうか。


道路のすき間から生える植物に、生命力の強さを感じます。
そういう生き方に憧れを感じる今日このごろです。

Posted by kanzaki at 2015年10月29日 22:10