パリ同時多発テロが起きました。
妻を失ったフランス人男性がフェイスブックに書いた文章が、世界で共感を呼んでいます。
憎しみという贈り物を君たちにはあげない。
怒りで応じてしまったら、君たちと同じ、まさに無知に屈することになるんだ。
残された1歳5ヶ月の息子と普段通りに暮らす大切さに触れています。
いつものようにおやつを食べ、私たちはいつものように遊びに行く。
この幼い子がずっと幸せで自由に生きていくことで、君たちは恥を知ることになる。
なぜなら彼が君たちを憎むこともないのだから。
※※※
相手に、ひどい仕打ちをされることがあります。
その際、「最高の復讐」とは、自分が最高に幸せになることだと思います。
学校や職場、社会。
さまざまな場所で、不条理がまかり通っています。
この前も書きましたが、生きていくのに「勝つ」必要はありません。
「強く」なれば良いのです。
その強さを相手へ向ける必要はありません。
自分が幸せになる方へ費やせば良いのです。
※
私の母が交通事故に遭い、病院にて治療中のこと。
廊下で待っていると、加害者がやってきました。
謝るその人に対し、「憎しみ」と「暴力」を向けたい感情が巻き起こりました。
幸い、日頃から生死の現場を経験している兄弟が間に立ってくれたおかげで、その感情を実行することはありませんでした。
後日、母自身も、交通事故の加害者は、その経験だけで精神的に十分辛い思い(償い)をしているのだから、責めることをしてはいけないと諭してくれました。
家族の精神的な強さのおかげで、私は戦うことをせずに済みました。
最近、母を連れて出かけることが多くなりました。
大したことはできていませんが、穏やかな時間を共有していければと思います。
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