3月1日〜6日まで、新潟県小千谷市にて、路線バスを使った写真展が開催されています。
中越沖地震で、小千谷市塩谷集落は被災しました。
その住民と交流している大学生が、塩谷の住民や風景を撮影しました。
路線バスの広告スペースに作品を飾り、市内を走ります。
●関西学院大学生などによる塩谷写真展が開催されます - 小千谷市ホームページ
http://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/chiiki/shiodani-photo.html
※
・主催は、大阪大・関西学院大・立命館大の学生18人でつくる委員会。
・学生たちは災害復興やまちづくりなどを学ぶため、塩谷集落を定期的に訪れています。
・写真展は4年生7人の卒業にあわせ、塩谷で学んだことを伝えようと企画したものです。
・路線バスは当初、写真展(3月5日)のPRポスターを掲示しようとしたのですが、乗客にも作品を楽しんでもらおうと「サロン」にすることを提案。
運行する北越観光バスが協力し、約10台が使えることになりました。
・バス1台に展示する写真は21点。
盆踊りやカラオケ大会などで住民がふれあう場面、学生の農作業体験の様子などを収めたもの。
・写真を展示したバスは塩谷と市中心部を1日3往復し、市内の他の路線でも運行されます。
※※※
こういうほのぼのとして、作品と開催地が地続きになったものは大好きです。
しかも地元の路線バスを使ったところがいい。
まるで、ドラマ「あまちゃん」のお座敷列車で、地元アイドルのミニライブをやるのを彷彿とさせます。
新潟市内では、バス関連ではいろいろと話題というか揉め事が起きています。
それはともかく、市内の移動はマイカーが便利ですが、公共機関を使う場合、電車よりもバスの方が重宝する土地です。
たまには、こういう「移動する美術館」みたいなことをやってみるのもいいんじゃないかなあと思います。
移動する美術館といえば、「黒い新幹線」で話題の「現美新幹線」です。
●現美新幹線|GENBI SHINKANSEN - JR東日本.html|GENBI SHINKANSEN - JR東日本
http://www.jreast.co.jp/genbi/
●エヴァの次は「黒い新幹線」!各地で目撃の現美新幹線が大好評! - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2145256067634188601
新幹線で移動しながら現代アートを鑑賞するというユニークな演出。
「GENBI SHINKANSEN / 現美新幹線」は2016年春以降、臨時列車として土休日を中心に年間120日程度運転される予定。
「新潟の旅に新たな魅力をお届けする、世界最速の芸術鑑賞にご期待ください」とJR東日本は発表している。
新潟日報(地元新聞紙)の折り込みチラシにも、この黒い新幹線の案内がありました。
私は日本画を描いているくせに、現代美術にはあまり関心がありません。
しかし、これは是非体感してみたいものです。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |