2016年03月18日

日本で一番、「冷凍たこ焼き」を作っているのは大阪ではなく新潟〜株式会社ピーコック。ダイエー新潟店(現在のラブラ万代)で食べたピーコックの「たこ焼き」と「パンチ焼き」が懐かしい

日本で一番、「冷凍たこ焼き」を作っているのはどこでしょう?
いいえ、大阪ではありません。
新潟なのです。


新潟県長岡市に本社を置く「株式会社ピーコック」です。


新潟市の「ラブラ2(NGT48劇場があるビル)」の近所に住んでいた私のような人間にとっては、「みかづき」の「イタリアン」と同じぐらい、「ピーコック」の「たこ焼き」&「パンチ焼き」はソウルフードなのです。
その事については、後半で・・・。


●株式会社ピーコック
・本社所在地 〒940-2192  新潟県長岡市新産3−2−1
・ホームページ http://www.peacock-japan.co.jp

当社は新潟県長岡市で主にPB・OEMのたこ焼、お好み焼、たい焼きの製造を行なっております。 中でも冷凍たこ焼の生産量は1日/100万粒、日本一の生産を行なっております。 私達ピーコックのおいしさの原点は「品質保証」です。 お客様に信頼される商品作りが基本です。 独自の商品開発を行い、多くのお客様に安心・安全に提供できるよう「品質管理」「衛生管理」「人材管理」を徹底的に行なっております。 平成20年にはISO22000を取得致しました。

本日の日本経済新聞の新潟版にて、ピーコックの記事が出ていました。


冷凍たこ焼きの海外生産を現在の1.7倍に増やします。
なんと、年間1800万食(1食たこやき8個換算)になります。


peacock01.JPG


冷凍たこ焼きは、スーパーやコンビニの冷凍食品コーナーへ行けば、必ず売ってます。
実は、いろんなメーカーが販売している冷凍たこ焼きの多くは、このピーコックが下請けで作っているのです。


ピーコックの冷凍たこ焼きの特徴は、形状が真ん丸ではなく、下の部分が平らなことです。


屋台のたこ焼きは、焼きながらクルクル回します。
底が平らですと、このクルクル回す必要が無く、大量生産が容易なのです。


邪道と思う方もいるでしょうが、転がらないからパッケージも楽だし、電子レンジやオーブンで加熱する際も便利ではあります。


このちょっとチープな感じが、逆に私には懐かしくもあるのです。


※※※


【ダイエー新潟店のピーコック】


私は今も、「ラブラ2(NGT48劇場があるビル)」へ歩いていける距離に住んでいますが、昔はもっと近くに住んでいました。
万代シテイが遊び場のようなものでした。


ラブラ万代(2ではなく1の方)は昔、ダイエー新潟店が入っていたビルでした。
新潟市中心部がもっとも栄えていた時代です。


1979年、ダイエー新潟店は、ダイエー全店舗で年間売り上げ1位というすごい店舗でした。
その地下の食品売り場には、ピーコックが経営するファストフード店がありました。


もちろん、たこ焼きもあります。
親に連れられての買い物帰り、紙製で内側が銀色の箱に入ったたこ焼きを買っていました。
たこ焼きと同じぐらい食べていたのが、「パンチ焼き」です。
今も、ピーコックに「パンチ焼き」は存在するらしいのですが、昔のそれとは違うみたい。


パンチ焼きは、いわゆる「お好み焼き」です。
私の頃は、二つ折りにして箱に入っていました。
味の記憶はあいまいなのですが、イカ(ゲソ)が主張していて、ちょっと都会っぽい味だったような(意味不明)。


ダイエーの地下食品売り場は、いつも混雑していたなあ。
ラブラになって、おとなしくお洒落さんになってしまいましたが、ダイエーだった頃の活気が懐かしいです。


現在、新潟市中央区で、ピーコックのファストフード店は一箇所だけです。
DeKKY401(デッキー401)の2階にあります。
品揃えは変わりましたが、昔のようなちょっと雑然とした昭和なフードコート感は健在です。


●DeKKY401(デッキー401)
http://www.dekky401.com/
(新潟市中央区上近江4丁目12番20号)

Posted by kanzaki at 2016年03月18日 23:04