2016年07月30日

毎日1杯ほどのお酒を飲む人がもっとも長生き。それ以上でも、それ以下でも死亡率が高くなる

ひさびさに、飲み会がありました。
みなさん、普段からお酒をたくさん飲んでいるそうです。
ビールだったら、毎日1リットルは平気で飲む方もいて驚きました。
しかも、健康診断に引っかかることもなく、ストレスも少なく元気なのです。


日本酒に関する造詣が深いのが、さすが新潟という感じです。
東京に出回らない「菅名岳(すながたけ)」など、私の知らないお酒の名前が、みんなぽんぽん出てきました。


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アメリカで行われた調査によると、毎日1杯ほどのお酒を飲む人がもっとも長生きだとわかりました。
それ以上でも、それ以下でも死亡率が高くなるそうです。


ここでいう「1杯ほど」というのは、ビールならば大きめのコップに1杯、ワインならグラス1杯までです。



全くお酒を飲まないより、ほどほどに飲んでいる人が健康的というのが不思議ですね。
新潟大学の岡田名誉教授の研究でも、ほどほどのお酒のたしなみは、糖尿病になりにくいことが証明されています。



お酒を飲む頻度が週4日以下の人と、5日以上の人を比べると、摂取量は同じでも、5日以上の人は死亡率が少しだけ高かったそうです。
週に純アルコールを600グラム(ビール中瓶30本相当)以上という多量の飲酒の人の場合です。


お酒の飲み過ぎは、肝臓病だけではなく、がんの原因にもなります。
休肝日を免罪符とせず、ほどほどに楽しみましょう。


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私はあまりお酒を飲みません。
多くて、1ヶ月に350mlの缶ビールを2本〜3本程度です。
この1ヶ月はダイエットしていたので、それすら控えていました。


毎日1杯ほどのお酒を飲む人のほうが長生きというのは、私みたいな飲まない人間からしてみれば、少し釈然としない結果です。
事実だから仕方がありませんが・・・。


お酒が飲めない人は、代わりに1日に1回、お茶を飲んでゆっくりすると良いそうです。
なにかをゆっくり楽しむという行為が、ストレス解消につながります。
これなら私にもできますし、納得いくかな。

Posted by kanzaki at 2016年07月30日 09:17