2016年09月02日

新潟県内のセブン‐イレブンにて「ポッポ焼き風黒糖ドーナツ」が発売されました〜「ぽっぽ焼き」は新潟市のソウルスイーツ

2016年8月19日より順次、新潟県内のセブン‐イレブンにて「ポッポ焼き風黒糖ドーナツ」が発売されました。


●ドーナツ - セブン-イレブン〜近くて便利〜
http://www.sej.co.jp/i/products/donut/

ポッポ焼き風黒糖ドーナツ
88円(税込95円)
販売地域:新潟


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(どことなく、無印良品みたいなパッケージ)

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「ポッポ焼き(ぽっぽ焼き)」とは、新潟県の下越地域(新潟市のある場所)を中心に、昔から愛されている黒糖味の蒸しパンです。
お祭りの屋台でよく見かけます。
最近、このぽっぽ焼きをモチーフにした商品が、コンビニなどでよく期間限定で販売されています。


●新潟市のセブン-イレブンにて、フジパンの「ぽっぽ焼き風 黒糖蒸しパン(税込100円)」が大々的に販売されています〜「ぽっぽ焼き」は新潟市のソウルスイーツ
http://kanzaki.sub.jp/archives/003586.html


●山崎製パン(ヤマザキ)から「ポッポ焼き風蒸しパン(100円)」が新潟県などのコンビニで大々的に発売開始〜「ぽっぽ焼き」は新潟市のソウルスイーツ
http://kanzaki.sub.jp/archives/003656.html


今回のドーナツは、セブン-イレブン・ジャパンの純正ブランド。
形は、ミスドのポンデリング風。
他のセブンのドーナツ同様、とても小さいです。
しかし、173キロカロリーと抑えてあるのはうれしいです。
他のコンビニドーナツだと500キロカロリーぐらいあったりしますからね。


表面はカスカス(ぱすぱす)な感じ。
かじると、もちもちな食感。
味はもちろん黒糖味ですが、若干薄め。
ちょっと物足りないです。
これで、中にアンコかチョコが入っているか、表面にきなこやアーモンドをまぶしていれば最高だったことでしょう。


数時間、机の引き出しに入れておきました。
冷房が効いているので、快適な環境です。
すると、袋の中に水滴(油?)がたくさんついていました。
これのせいか分かりませんが、ドーナツはカスカスな感じなのに、手が濡れてしまいます。
ウエットティッシュが必要です。


最近、セブンのドーナツはすべて包装されていますが、油や水分が逃げないから、こうなってしまうのでしょうね。


それにしても、包装されているなら、もうレジの横に陳列する意味が無いように思います。
パン売り場で良いのでは。


もちもちな食感、そして黒糖味にしておけば、なんでも「ぽっぽ焼き風」になってしまいます。
シンプルな定義ゆえ、多彩な商品展開ができるのが強みともいえます。
次は、どんな商品とコラボするのでしょうかね。


【ぽっぽ焼きとは?】


●ぽっぽ焼き - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BD%E3%81%A3%E3%81%BD%E7%84%BC%E3%81%8D


「ぽっぽ焼き」は、新潟独自の露店メニューの代表格です。
棒状のシンプルな形で、もっちりとした食感と、口に広がる深みのある黒糖の甘さが特徴です。


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(これが本物)


新潟県の下越地域(新潟市のある場所)を中心に人気がある一方、上越、中越、佐渡では「見たこともない」という声も多いです。


しかし去年の春、上越の高田城で桜を観に行った際、ぽっぽ焼きの露店がありました。
最近は、販売網が広がったのかもしれませんね。


ぽっぽ焼きは、新潟市の隣にある新発田市が発祥。
出店先も下越が中心。
同業者は、20人余り(2009年調査時点にて)。
たった20人で、新潟のぽっぽ焼きフリーク達の胃を満たしていたとは驚きです。


焼き手が少ないのは、新規参入が容易ではないのが原因です。
「かま」と呼ばれる専用の焼き台は一般には出回っておらず、特注か、人づてに入手するしかありません。


各々、更に「かま」を独自仕様にしており、例えば、内部に4リットルもの水が張り巡らせてあるモノもあります。


焼き手同士は、技術の伝承や材料の共同仕入れ、出店先の調整などで強く結び付いています。
価格も9本300円に統一しています。
地域の食文化を守るため、ぽっぽ焼きは生地の作り方などが統一されています。
業者間の関係もあり、どこでも店を出せるわけではありません。


長岡市のある中越地域にて、ぽっぽ焼きが全く認知されていないわけですが、それは味の好みの違いらしい。
例えば、生菓子のつなぎに長岡では白玉粉を使いますが、新発田では煎った米で食べ応えを出します。
長岡はソフトな感じが好まれ、ぽっぽ焼きよりも、あんの入った大判焼きやたい焼きが人気だとか。


黒砂糖の独特の風味は、どこか懐かしい気持ちにさせる一方、縁もゆかりもない土地には根付きにくいと分析している人もいます。


県外の人が新潟市へ来た場合ですと、万代シティのバスセンター1Fにある常設型ぽっぽ焼き店「ayame poppo」がおススメです。


●ayame poppo|甘味処[中央区]|新潟グルメガイド(新潟県内5000件のグルメガイド)|トクだね!こまち
http://www.week.co.jp/ngg/122098/

店名 ayame poppo
住所 新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンター1F
TEL 025-384-4500(事務所)
営業時間 11時〜19時(土・日・祝日は10時から)
定休日 なし
駐車場 なし
オープン日 2009年6月23日
店舗の特長 街歩きのお供にポッポ焼き


ラブラ2にあるNGT48劇場へ訪れた際、ぜひ食べてみてください。



●新潟版ガリガリ君風アイス「もも太郎(byセイヒョー)」の味を再現したヤマザキのランチパック「イチゴジャム&ホイップ」が新発売
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Posted by kanzaki at 2016年09月02日 21:33