2016年10月10日

日本画家・近藤幸夫先生の長さ約14mの大型作品を撮影しました

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(日本画家・近藤幸夫先生の作品。長さ13m68cm×高さ2m3cmの巨大な日本画です)


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(大きいので、このように3枚単位に分割して撮影。あとで合成します)


この休み中は、撮影をしていました。
日本画家・近藤幸夫先生の超大型作品の撮影です。


今月から来年5月まで、サンクトペテルブルクなどロシア各地域で、日本画の個展を行います。


私は、展示される各作品を撮影させていただきました。
今回がその最後にして、最大の作品です。


長さ13m68cm×高さ2m3cmです。
これは、長さ76cm×高さ2m3cmのパネルを18枚横に連結しています。
屏風絵のようなイメージです。


もともと、パネル6枚の作品でした。
今回、12枚が新たに追加で描かれました。
生涯を通じてさらに9枚ぐらい追加される予定です。
これにより、人生の流れを表現していきます。


本来なら、東京のスタジオに作品を搬入し、高価な機材や照明を多用し、プロのカメラマンが撮影するところです。
しかし、絵の制作が直前まで新潟で行われたことや、あまりにも大型であること、ロシアへ搬入するのですぐに梱包しなければいけない等の事情もあって、私が撮影することになりました。


素人の私が、手持ちの安い機材で撮影することになり、大変申し訳なく思っています。
ちゃんとした撮影用の照明はないので、あるものを工夫して活用。
これだけの巨大な作品を撮影するプロカメラマンも、そう日本にはいないでしょうから、そういった機会をいただき、ただただ感謝するばかりです。


これだけ大きいので、撮影するには、私一人だけでは不可能です。
他の仕事がある中、みなさんで作品の設置、照明の設置をしてくださいました。
本当にありがたいです。


帰宅してから現像、合成などを行いました。
やったことのない加工方法は、ネットで情報収集し、即反映。
深夜までかかりましたが、はじめてづくしの作業は楽しく、時間を忘れて行いました。


スキルもアップし、良い連休でした。


先生のロシアでの個展、成功を祈っております。

Posted by kanzaki at 2016年10月10日 07:14