2016年11月06日

何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く〜マラソン高橋尚子さんの座右の銘

マラソンの高橋尚子さんが大切にしている言葉があります。


「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」


Use the cold days when no flowers bloom to dig your roots in deep; then, in time, you will produce big blossoms.

(誰が言った言葉かは不明)


何か咲かずとも、少しずつコツコツやれば、必ず報われるときがくるという意味。


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長岡市の女子高校生が、新聞の投稿欄にて紹介していました。


彼女はテニス部なのですが、冬は毎日室内練習ばかりでした。
筋トレばかりで、投げ出すことも多々あったとか。


そんなとき、この言葉に出会いました。
そのときは必要がないと思っても、コツコツやっておくことが結果につながるのではないかと考え方を変えました。


毎日、室内練習を続けた結果、翌年には自己最高の結果を出すことができたのです。


それからというもの、この言葉をつねに心の片隅におき、コツコツと努力することを忘れずに、報われる日まで頑張っていこうと、改めて思ったそうです。


※※※


学生時代に、こういう心構えを素直に受け止め、実践するということに、とても感心しました。
社会人になっても、その姿勢を変えないでほしいものです。


大人になったら、コツコツ努力するのは、自分自身に「納得」をするため。
結果や報酬は、そのあとについてくるもの。
まあ、われわれ中小企業の従業員では、報酬がついてくることはありませんが・・・。


けれど納得した人間は強いですよ。

Posted by kanzaki at 2016年11月06日 20:33