日本経済新聞でもっとも需要なのは、月曜日の朝刊です。
(1)「予定面」があるから:
「政治・外交」「経済・社会」「決算」などの区分で、各日の主なイベントをまとめています。
特に重要なイベントは、太字になっています。
(2)「今週の予定」・「今週の市場」があるから:
(1)の予定を踏まえて、株式、為替、金利の3項目に分けて市場の動きを予測するもの。
特に大きなトピックは、署名コラム「羅針盤」で記者が解説しています。
重要なのは、その内容ではありません。
「予定面」の情報をもとに、「今週の市場はどう動くのか」という仮説を、自分なりに立ててみることです。
火曜日以降は、その仮説を検証しながら紙面を読み進めていきます。
それに対し、市場はどう反応したのか。
これを続ければ、自分なりの判断基準ができるので、情報に振り回されずに済みます。
(雑誌PRESIDENTより)
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新聞の読み方はいろいろありますが、こういう仮説を立てて一週間を追っていくというやり方は、なかなか興味深いなあと思いました。
主体的になって読むという姿勢が良いなと。
きっとこれは、仕事のスケジュール管理にも応用できるのではないかと思いました。
私は毎日夕方、明日やることをメモしています。
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http://kanzaki.sub.jp/archives/003778.html
週の最後は、翌週月曜日にやることをチェックします。
その際は当たり前ですが、月曜だけではなく、翌週全体にも目を通します。
全体を見回した上で、月曜日になにをするのか。
株式市場に比べれば、どんなことが起こり得るのか予想はつきやすいです。
多くの人は、日曜日のサザエさんが始まる頃には、明日からの仕事のことで嫌になったりします。
私だって怖いです。
けれど、上記のようにチェックしたものを改めて日曜の夜に確認することで、少しは気分が解消します。
理由は、やるべきことが明確化・具体化するからです。
人間、嫌なことを「嫌だという感情」のままにしていると、どんどん妄想が膨らみます。
なにもしないでいると、妄想に際限がありません。
現実に実行をするしか、解消はできません。
実行をするまでの間に、具体的になにをすれば良いのか整理しておくだけでも、随分と心は落ち着きます。
世の中では、「妄想」の取り扱いをギャグ化している風潮があります。
しかし、大抵の妄想は、心を不安にさせる怖いものです。
私は具体化させることで、心を落ち着かせています。
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