2017年03月22日

日本紙相撲協会とは?〜6センチの力士が熱い戦いをトントン繰り広げる素敵な趣味の世界

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●紙相撲 _日本紙相撲協会 _徳川式 _公式ホームページ
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紙相撲:小結鬼無双VS前頭若ノ嶋(日本紙相撲協会:第124回千秋楽) - YouTube


【日本紙相撲協会と紙相撲ブーム】(wikiより)

1954年、当時17歳の徳川義幸は、紙相撲に使う力士人形の右手部分を高く、左手部分を低くし、足の部分を前に倒れるように作ったものを2つ、あらかじめ互いに支え合うような形で置いて行う紙相撲の方法を考案した。

この形で紙相撲を行うと、相撲で言う左四つの体勢になり、変化に富んだ動きをするようになった。
徳川は友人らとこの方式の紙相撲力士を制作し合い、おのおのを相撲部屋に見立て、大相撲同様に場所を行い、成績により番付を変化させる遊びを始めた。

これは長らく徳川らの仲間内で行なわれるものであったが、1975年、週刊誌で取り上げられたのをきっかけに、多くのメディアで取り上げられるようになった。
当時の横綱照の花の取組はNHKテレビなどで数度生中継され、小学生を中心として多数の紙相撲愛好者を生んだ。
ブームは数年で下火になったが、当時紙相撲をはじめた愛好者たちが今なお協会を運営している。

2017年現在の協会の横綱は鞍ノ城・若ノ嶋・美空富士、大関は大神楽・春ノ翔となっている。

世の中には、いろんな協会がありますよね。
まさか紙相撲にも協会があるなんて知りませんでした。


・協会は60年以上の歴史があり、現在の会員は30名。


・画用紙でできた6センチ、1.5グラムの力士が戦います。


・力士は左腕より右腕が高くなっています。
お互いの左腕を相手の右脇に差す「左4つ」に組ませます。


・紙やすりでできた直径12センチの土俵外側をたたき手がとんとん指でたたいて取組を行います。


当時17歳の男の子が考え、仲間内で遊んでいたルール。
それをメディアが取り上げて一時的にブームになりました。
数年で下火になっても、その後も今に至るまで活動が続いているのが素敵ですよね。


有名になりたいとかそういうんじゃなく、ただ自分たちが好きでやっているだけ。
だから、あれこれ改良を加えて、どんどん良くなっていく。
その精神が受け継がれ、今でも活動が続いている。
メディアがそっぽを向こうがどうでもいい。


本当の意味での「趣味」の境地を感じました。


他人と比較をせず、趣味で好きなことをやっているのって疲れないですよね。
自慢とかしないし、見栄をはる必要もない。
去る者は追わず来る者は拒まず。


自分にとって、その境地になれるのは、やはりこの神ナナでしょうか。
もう、2002年からずっとやっていますからね。
自分にあったものを見つけられたのは、本当に良かったと思います。

Posted by kanzaki at 2017年03月22日 21:58