新聞一面下のコラムにこんなことが書かれていました。
言葉の中の色彩は、場合によって好印象になったり、逆になったりするから面白い。例えば青。
「雲ひとつない青空」はうれしいが、「顔が真っ青」では心配したくなる。「身の潔白」と「白紙の答案」。
同じ白でも趣がかなり異なる。「黒字決算」は歓迎するが「腹黒い」のは困りもの。
「赤ちゃん」と「赤っ恥」も大違い。ふと気づく。
緑には負の表現が簡単には浮かんでこないのだ。新緑の季節が近い。
5月14日までみどりの月間である。
緑の募金。
グリーン車。
グリーン企業といえば、環境に配慮した経営を進める会社のことである。
ここから先は、社会問題へつながり面白くないので割愛。
色そのものに対するイメージというのはあります。
赤なら熱血。
青ならクール。
黄色ならお調子者のカレー好き。
桃色は紅一点。
緑は・・・う〜ん、ちょっと地味?
最近は、スタバやEvernote、初音ミクなどのおかげで、オシャレな感じに昇格しました。
戦隊モノのは、なんとなくそんなキャラ設定です。
しかし同じ色でも、冒頭に書かれているように、随分とイメージが変わってくるものなのですね。
あまり意識したことが無かったので、とても印象的な文章でした。
昔の人は想像豊かで、表現が上手だなあとも思いました。
緑色は確かに、派手ではないけれど、マイナスイメージもありませんね。
桜も散り、街はいよいよ植物の緑色に包まれます。
心も緑色に染まり、穏やかに暮らしたいものです。
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