・ロックバンド「GLAY(グレイ)」のリーダーTAKURO(タクロー)さんが、新潟日報社(地元の最大手新聞社)を訪れ、社長と対談しました。
・全国ツアーは、新潟公演(9月23日・24日、朱鷺メッセ)からスタートします。
「(新潟のファンを)信頼しているから、スタートの場所にした」
・2004年、中越沖地震直後の新潟ライブでは、2000席のキャンセルが出ました。
翌年2000人のために、2日間の振替公演を開きました。
「震災直後のライブを開くかどうかは難しい決断だった。
振替公演を開催できて、『間違っていなかった』と思えた。
東北の震災もそうだが、大きな出来事があると、教えられることが多い」
・「全国の人に支えられてGLAYはここにいる。
その人たちが共に歩く道の途中で困っているのであれば、手助けしたい。
GLAYは幸いにも全国に名が知られている。
そうしたバンドこそできる地域貢献がある」
その一例として、故郷・函館の大規模ライブや、財政破綻した夕張市への再生支援、東日本大震災後に開いた東北エキスポなど。
・「GLAYのリーダーとして、自分の仕事は誰かのために汗を流すことだと気付いた。
(中略)
仲間を信じてやってきた僕らの音楽で、見知らぬ人が勇気づけられるとしたら、こんなすばらしいことはない」
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自分が持っている力で、誰かの手助けをするというのは、とても素晴らしい考えだと思います。
「プロボノ」という言葉があります。
各分野の専門家が、その職業上持っている知識・スキルや経験を活かし、社会貢献するボランティア活動のことです。
ボランティアとプロボノの違いは、ボランティアは「時間」(単純労力)のみを提供、プロボノはその人が自分の職業を通じて身につけた「職能」を提供するところです。
弁護士なら弁護活動や法律相談、プログラマーならシステム開発能力、建築家なら建物の設計能力を提供します。
アメリカの弁護士は、年間50時間以上のプロボノ活動を行うことが推奨されています。
GLAYは、音楽で地域貢献をされています。
長年の実績と、全国に大勢いるファンのみなさんだからできることだと思います。
新潟市の朱鷺メッセのライブ、とても楽しみです。
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