2017年08月26日

アニメファンが選ぶ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」が決定〜新潟県新潟市からは、「新潟市マンガ・アニメ情報館」、「新潟市マンガの家」が選出

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・アニメファンが選ぶ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」が決定しました。

・「ガールズ&パンツァー」の茨城県大洗町、「らき☆すた」の埼玉県久喜市、「ラブライブ!」の東京都千代田区、「君の名は。」の東京都新宿区と岐阜県飛騨市など88カ所です。

・新潟県新潟市からは、「新潟市マンガ・アニメ情報館」、「新潟市マンガの家」が選ばれました。



●アニメ聖地一覧 _ 一般社団法人アニメツーリズム協会-聖地88か所
https://animetourism88.com/ja/sanctuary


●新潟市マンガ・アニメ情報館 _ 一般社団法人アニメツーリズム協会-聖地88か所
https://animetourism88.com/ja/sanctuary/niigata_manga_anime

住所:新潟市中央区八千代2-5-7 万代シテイBP2 1階

公式サイト:http://museum.nmam.jp/
(9月9日から、「35th銀河英雄伝説〜The Art Exhibition〜」が開催されます)

「うる星やつら」の高橋留美子など、新潟県ゆかりのマンガ家やアニメクリエーターの紹介や、マンガ・アニメの魅力を伝える楽しい仕掛けが盛りだくさんの施設。 赤塚不二夫の「おそ松くん」「天才バカボン」のキャラクターと遊べるキッズ向けのコーナーのほか、多彩な企画展示を開催。 ミュージアムショップでは企画展の関連グッズなど、さまざまなマンガ・アニメグッズを購入することができる。


●新潟市マンガの家 _ 一般社団法人アニメツーリズム協会-聖地88か所
https://animetourism88.com/ja/sanctuary/Niigata_manganoie

住所:新潟市中央区古町通6番町971-7 新古町版画通GEO古町通6番町1・2階

公式サイト:http://house.nmam.jp/

「ドカベン」の水島新司などの日本を代表するマンガ家や、劇場版アニメ「王立宇宙軍 オネアミスの翼」を監督した山賀博之らクリエイターを輩出したことで知られる新潟県新潟市。 「新潟市マンガの家」では、同市ゆかりのギャグマンガ家の作品キャラクターの等身大フィギュアなどの展示や、無料で受けられるマンガ基礎講座、貴重なマンガ本約10,000冊が閲覧できる「マンガの部屋」などがある。




※※※


新潟市はマンガ・アニメ作品そのものではなく、いろんな作品に関係する展示・イベントを行う施設が選ばれました。


新潟市マンガ・アニメ情報館は、新潟駅から歩いていける「万代シテイ」という商業地域にあります。
とても大きな施設です。
かなり大規模な展示が可能です。


新潟市マンガの家は、新潟駅から萬代橋を渡った先の「古町(ふるまち)」という繁華街にあります。
歩けない距離ではありませんが、ちょっと遠いです。
小さな施設です。
展示だけではなく、1万冊のマンガを読めたり、マンガ基礎講座を受講できたりします。


マンガ・アニメ情報館は「読者側」、マンガの家は「製作者側」の視点というイメージがあります。


一つのアニメ作品にしばられないですから、何回も来てもらえるのが長所だと思います。


正直、新潟市は、地方なのにめちゃくちゃお金を持っています。
だから、こういう継続的なサブカル施設を維持できます。


しかし、若者の首都圏流出が他県より多く、少子高齢化がかなり進行しているのが問題となっています。
だからこそ、地元にとどまってもらえるように、マンガ・アニメを推しています。
そこに加え、AKBグループを誘致してNGT48も生まれました。


今のところ、マンガ・アニメ・アイドルに多額のお金を費やしているのは、40代より上です。
若い頃がサブカル全盛の人達です。


若い人の「ヲタク文化」への投資額が、どれぐらいなのかは正直分かりません。
あまりヲタク文化に抵抗感は無いけれど、その代わり、どっぷりというわけでもない。
あくまで、自分の生活エッセンスの一つという感じです。


マンガ・アニメで新潟を盛り上げるならば、次の施策として、新潟が舞台のアニメ作品がヒットすることでしょうかね。
できれば深夜アニメではなく、劇場アニメ。
欲を言えば、SF設定を使わないもの。
もう、女子高校生がタイムリープをして日常を繰り返すパターンはお腹いっぱいです。
もうちょっと現実的で、将来の仕事や夢につながるようなものがいいですね。

Posted by kanzaki at 2017年08月26日 12:11