2017年11月25日

中江有里さん(女優・脚本家・作家)が語る「苦手上手になる方法」

中江有里さん(女優・脚本家・作家)が、「苦手上手になる方法」をコラムで書いていました。


・避けられない人間関係はストレスがたまり、仕事が滞ります。


・中江さんは解決方法として、自分の態度を変えることにしました。


・現場に入ったら、まず苦手な人のところへ寄り、目をしっかりと見てはっきりと「おはようございます」と挨拶します。
そうすれば、それ以降は無理して話さなくてもいい。
そう決めて実行したら、途端に楽になったそうです。


・自分が苦手だと思うと、相手も自分を苦手と感じるもの。
苦手意識は伝わるのです。
なるべく何事も苦手だと思わないようにしているそうです。


・それでも「嫌だな」と思う人や出来事にぶつかったらどうするか。

「人は嫌いなものや嫌いな人からしか学ばない」

かつて共演したタレントさんが言っていた言葉だそうです。
苦手意識が改善されるわけではありませんが、苦手な人や物事との付き合い方は分かります。
それを「学び」と呼ぶのでしょう。


●中江有里公式ホームページ
http://www.yuri-nakae.com/

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※※※


仕事をしていて、最大のネックが人間関係。
しかし、遂行するのに必要なのも人間関係。
誰もが悩むところです。


中江さんが言うとおり、確かに、自分が変わるしかないのでしょうね。
相手に見せる態度・誠意で、その後の展開は変わるものです。
その態度・誠意のためには、考え方を変えていかないといけませんね。


考え方を変えるというのは、生き方を変えることだから、本当に難しいです。


だから私はとりあえず、「怒らない」ということを実践しています。


とりあえず相手に対して、敵意を向けない。
最低限、一線は超えないようにするのです。
ぶつかったら、後でリカバリが難しいですからね。


「アンガーマネジメント」というものがあります。
怒らない訓練法のことです。
定期的に、メディアでとりあげられています。


【アンガーマネジメント 3つの方法】

・怒った際、内容を記録、点数化してみる。
→自分の怒りの傾向がわかる。


・6秒間、怒りがおさまるのを待つ。
→感情の高ぶりは6秒間で、それを過ぎればクールダウンする。


・許せる、まあ許せる、許せないの境界線を思い描く。
→こうあるべきという「自分の理想と現実にギャップ」があるときに怒りやすい。
白黒つけず、あいまいなものとして分類すると、考えに柔軟性が出てくる。

Posted by kanzaki at 2017年11月25日 21:19