小説家・五木寛之さん。
軽いうつの時期があったそうです。
いわゆる「男性更年期」でして、気分が沈み、仕事にも支障をきたしました。
どうやって乗り越えたのか?
1日1回、何かに喜び、それを手帳に書き留めました。
・「きょう新幹線の窓際にすわったので、富士山が真正面によく見えた。うれしかった」
・「空港で鱒寿司を買おうと売店にいったら、最後の一個が残っていてラッキーだった」
日常のささやかなことに喜べる感性を大切にする。
日々、それを書きとめることで自分の幸せを実感する。
意図的にこうすることで五木さんは、辛い時期を乗り越えました。
※
幸せ=「富・地位・名誉」と考えてしまうと、理想と現実のギャップに心が死にます。
昔の私です。
私が心を蘇らせるために行ったのは、「感謝の言葉」を口にすることでした。
なにかあれば「ありがとうございます」と伝えるのです。
日本人はなぜか感謝の言葉の代わりとして、反射的に「すみません」「ごめんなさい」と言ってしまいます。
そうではなく、「ありがとうございます」と言うようにしました。
なかなか感謝の言葉は伝えにくいものですが、じょじょに慣れていくものです。
いつの間にか、笑顔で言えるようになり、心が生き返りました。
「富・地位・名誉」がなくてもできます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |