2018年01月26日

小説家・五木寛之さんの更年期克服法〜1日1回、何かに喜び、それを手帳に書き留める

小説家・五木寛之さん。
軽いうつの時期があったそうです。
いわゆる「男性更年期」でして、気分が沈み、仕事にも支障をきたしました。


どうやって乗り越えたのか?


1日1回、何かに喜び、それを手帳に書き留めました。


・「きょう新幹線の窓際にすわったので、富士山が真正面によく見えた。うれしかった」

・「空港で鱒寿司を買おうと売店にいったら、最後の一個が残っていてラッキーだった」


日常のささやかなことに喜べる感性を大切にする。
日々、それを書きとめることで自分の幸せを実感する。


意図的にこうすることで五木さんは、辛い時期を乗り越えました。



幸せ=「富・地位・名誉」と考えてしまうと、理想と現実のギャップに心が死にます。
昔の私です。


私が心を蘇らせるために行ったのは、「感謝の言葉」を口にすることでした。


なにかあれば「ありがとうございます」と伝えるのです。
日本人はなぜか感謝の言葉の代わりとして、反射的に「すみません」「ごめんなさい」と言ってしまいます。
そうではなく、「ありがとうございます」と言うようにしました。


なかなか感謝の言葉は伝えにくいものですが、じょじょに慣れていくものです。
いつの間にか、笑顔で言えるようになり、心が生き返りました。
「富・地位・名誉」がなくてもできます。

Posted by kanzaki at 2018年01月26日 22:35