(これは去年の12月3日。
奥の黄色い壁のお店は、200円カレーの「原価率研究所」本店。既に閉店。
権利は東京の会社が買い取ったそうで、現在営業しているお店は、以前の会社とは関係ないそうです)
100歳を超えた人を「センテナリアン」と呼ぶそうです。
世界中のセンテナリアンに「100年という長い人生のなかで、いつが一番幸せでしたか?」という取材がありました。
みな口をそろえて「今が一番幸せです」と答えたそうです。
たとえそれが、家から一歩も出られないような生活が長く続いたとしてもです。
それでもなぜ、「今が最も幸福」なのでしょうか?
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この疑問に、大阪大学の権藤恭之准教授が解説しています。
・決して、認知機能が衰えたせいで、幸福だと錯覚しているわけではありません。
・人間は80歳くらいからものごとへのこだわりが消え、あるがままを受け入れるようになります。
・その傾向は年々強まり、100歳を超える頃には幸福感が急上昇します。これを「老年的超越」といいます。
・お年寄りはたとえ動けなくても、心の中では人生に感謝し、幸福を感じています。介護をする人、看取る人にとって安心材料になるかもしれません。
※
100歳まで生きるのが目的の人は、センテナリアンにいません。
自分の欲求に素直に従いながら、自然体の生活を送り、結果として長寿となったのです。
あるセンテナリアンは、生きる上で大切にしている考えは「自分が自分のボスであること」と答えています。
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これって、昨日にご紹介した本「人間とは何か」に通ずるものがありますね。
●「人間とは何か(マーク トウェイン著)」〜人間を動かすエネルギーはすべて自己満足にほかならない
http://kanzaki.sub.jp/archives/004038.html
自分が「人生の主役」になるのが大切なのかもしれません。
主体的に生きることが、幸福感につながる。
その上で、現実世界に対して変なこだわりを捨て、あるがままを受け入れる。
こういう考えで動き出すならば、それをスタートさせるのが若い時でなくても良さそうです。
もうすぐ4月という、スタートを切るのにちょうど良い時期です。
幸せになりましょう。
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