日本画の制作で、新しいことにチャレンジしてみました。
「マスキング」です。
マスキングは、ガンプラで塗装した以来ですよ。
●タミヤ メイクアップ材シリーズ No.130 マスキングシール (無地タイプ) 5枚 87130 (364円)
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日本画専用のマスキングシートというものは、多分ありません。
私の先生でも、最適というものには出会ってないらしい。
あまり粘着力が強力だと、貼った部分の塗装が剥げてしまいます。
弱いと、境界線がはっきりしないで失敗してしまう。
上記は模型用ですが、意外と粘着力がありつつ、境界線もはっきりしました。
しかも、はがした際に、塗料がひっついているなんてこともありません。
意外や意外。
さすが、タミヤ。
今回の題材は「朱鷺(とき)」です。
新潟県の「県の鳥」、佐渡市と輪島市の「市の鳥」だからです。
白鳥や鶴の方が、シルエットがスマートで美しいです。
私の先生ですら、朱鷺は描いたことがないそうです。
題材としては難しいかもしれません.
しかし、画材のサイズがサムホール(横22.7cm/縦15.8cm)というコンパクトさなので、挫折しにくいです。
上記は、マスキングシートと下絵の間に、チャコペーパーを挟み、シルエットを転写している樣子です。
マスキングシートに転写したシルエット。
これをデザインナイフで切り抜きます。
切り抜きました。
切り抜いた方ではなく、外枠の方を使用します。
マスキングシート本体を台紙から剥がし、絵に貼り付けました。
マスキングして見えている部分を塗ります。
塗る際は、「ぼたん筆」を使用します(漢字で「牡丹筆」なのかは不明)。
塗るのは、岩絵の具ではなく、「胡粉(ごふん)」です。
歌舞伎役者が顔に塗る、あの白いやつです(貝殻を使っているから白いのです)。
完全に真っ白にしたら下地の色の効果が出ないので、この程度の塗り加減です。
ちゃんと境界線がくっきりとしてます。
マスキング大成功です。
筆に胡粉を付けたあと、別の皿で少し筆から胡粉を落とし、水気を少なくするのがコツ。
一応、シルエットだけとはいえ、被写体全部を完全塗装できました。
精神的には、受験用の参考書を最後のページまでひととおり読んだような、穏やかな満足感です。
これはやっていて面白いので、次作でもやってみようと思います。
朱鷺ですから、桜色した部分が要。
まずは桜色の一番薄い色で線を引いていきます。
引いたのが、この記事冒頭の絵です。
今日はここまでです。
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