2018年09月02日

東京へ行って経営学を学んできました

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平成の夏最後のプレミアムフライデー。
夕方に仕事を切り終え、MAXときに乗り、東京へ行きました。


東京の電車の混雑は、未だに慣れません。
クールビズ&3WAYビジネスバッグの恰好なので、誰も新潟から来たとは思ってないことでしょう。


週末、東京の大学へ行き、講義を受けてきました。
内容は、「戦略フレームワーク」についてです。


書籍で読んだり、実際に仕事でも使っている内容です。
しかし、教えを請うたことは無いので、一度は聴いてみようと思いました。



【感想】

・理論ばかりで具体例は皆無。
SWOT分析とかいろいろ説明していたけれど、理論だけで具体例が無かったから、基礎のない人には理解が難しいと思います。
高齢者には、ちんぷんかんぷんでは?


・たまに、いろんな企業が行っている戦略の説明があったけれど、現役会社員なら知っている内容ばかり。
IT系の企業や、デジタルガジェットネタが多かったです。
たまに間違っていて、受講者から指摘されていることもありました。


・パワポで作った画面をプロジェクターに投影して説明。
パワポの全ページを印刷したものももらいました。
内容にもよりますが実社会にて、パワポ中心に講義するのは、もう古いスタイルですよね。


・社会人は、「その理論・ツールは、どう実践に役立つのか? 具体的にどう使えばよいのか?」が知りたいのです。
そこが皆無なのが残念でした。
フレームワークは、グループを作ってロールプレイング中心の講義にしないと身にならないのかもと感じました。


・たまに隣の人と、教授の説明について検討する時間がありました。
自分の考えを伝えたり、相手の考えを聴いたりするのはとても良かったです。


自分の仕事を踏まえて話す内容は、教授の言葉より価値が高いです。
現役を退いた人や、経営学を学んだことのない人が多い中、たまたま私が組んだ人は現役社会人だったのも幸いでした。
20代の女の子(NGT48の山口真帆さん似の美人さん)と、50代の男性でした。


経営企画に携わっている人達だったから、教授の言葉より具体的でわかりやすい。
丸一日、もらった資料を元に、3人で話し合いをしていた方が面白かったかもしれません。


東京の最前線で戦っている人たちは、才能がありながらも性格は温厚で、知識欲があるのが凄いと思いました。
昼休みの間も、いろいろと話しをして、時間があっという間に過ぎました。
講義そのものより、その方たちと出会えたことに価値がありました。
そういう意味で、帰宅の際は充実感がありましたよ。


・私は観光地とか、テーマパークとかは、あまり興味がありません。
与えられたもので、統一規格的に楽しむというのは好きじゃない。
質が低くても・地味でいいから、自分でなにか考えたり・作ったりする時間の方が、何十倍も楽しい。
やっと、「自分なりの、東京の楽しみ方」が見つかったような気がします。

Posted by kanzaki at 2018年09月02日 22:34