2018年10月29日
映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』の感想〜流血も無く、悪人も出ない映画はやはり観ていて楽しいです。カリスマ上司・小塚慶彦(西島秀俊さん)の実在モデル・小柳俊郎さんにも興味あります
●映画『オズランド』公式サイト
http://ozland.jp/
10/26（金）公開『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』予告編
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【映画を観た感想】
流血もないし、悪人も出ません。
これだけで私にはありがたい作品ですよ。
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地方ロケのお手本的な映画。
観ていて不愉快な思いをしないので、ロケ地に行ってみたいなあと思わせます。
遊園地なので、地元の人たちが沢山エキストラで出演できているのもポイントではないでしょうか。
しかも、花火やなにやらと、参加するだけでも楽しそう。
そして、復興中の熊本を応援したいという気持ちが映画にあふれています。
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「魔法使い」と呼ばれるカリスマ上司・小塚慶彦を演じるのは西島秀俊さん。
西島さんというと、眉間にしわを寄せて、拳銃と己の肉体で悪と戦う警官というイメージです。
この劇中では、明るくノリが良く、コミカルなんですよ。
今どきな40代。
それでいて、部下を思いやるいい上司。
きっと、ファンが思い描く「素の西島さんが、普通の会社員として働いていたら、きっとこんな感じなんだろうなあ」という理想像そのものだと思います。
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劇中では既に、小塚はいろんなアイディアで、遊園地の集客率を170％まで引き上げたという実績を持っています。
従業員のみんなも、性格は違えど、明るく前向きで、お客様に笑顔で接しています。
もし、テレビドラマ化するなら、小塚がどんなアイディアで入場者数を増やしていったかという姿が観てみたいですね。
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各従業員も、小塚と接する中で、どういうきっかけで今の明るいキャラになったのかが知りたいです。
みんな個性的が故に、昔は絶対に陰キャラ・悪キャラだったんじゃないかと思ってしまうのですよ。
だって、橋本愛さんが明るいキャラを演じているなんて驚きですもの。
全くイメージにありません。
だから、この職場で働くまでは陰キャラで、小塚との出会いで笑顔になった・・・そんなストーリーを想像してしまいます。
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今回の映画、従業員同士の職場での交流が中心です。
意外と、お客様と接する中で巻き起こるハプニングとか感動エピソードは少ないです。
昔のTVドラマ「ホテル(「姉さん、事件です」のアレ)」の遊園地版みたいなものも、観てみたかったです。
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今回の映画はある意味、紆余曲折があった後、小塚の身の振り方を中心にした最終回2時間スペシャルという感じです。
その最終回のゲストキャラが、本編主人公・波平久瑠美(波瑠さん)という感じがします。
波瑠さん、こういった聡明で、お客様に親身になって笑顔で働く姿が似合いますね。
冒頭は、大学を卒業したばかりで上昇志向が高く、早く本社に戻りたいと不平不満ばかり。
波瑠さんのイメージとは真逆で、最初は違和感ばかり。
やがて、遊園地のみんなと接していくうちに、波瑠さんのイメージそのものに変化していきます。
主人公「波平久瑠美」は、原作者が波瑠さんをイメージして作ったキャラです。
主人公の名前に「波」と「瑠」が入っているのは、それが理由です。
確かにこの映画の波瑠さんは、ファンが思い描く波瑠さんそのもの。
ファンは観ておいて損がありません。
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この映画を見た後、「小塚みたいな上司になりたいもんだよなあ」と思い、現実の自分とのギャップに気落ちしてしまいます。
劇中の小塚は、実在の人物がモデルです。
小柳俊郎（こやなぎ・としろう）さん。
劇中で使用されている遊園地グリーンランドで働いた後、現在は福岡の広告代理店に勤務しながら、フリーペーパー「BOND」の編集長を務めています。
この方自身にも興味が出てきましたよ。
●変革を恐れない大人たちへ贈るフリーペーパー「BOND」
http://bond-mag.jp/
・「グリーンランド遊園地」が実名で舞台となった映画「オズランド」いよいよ公開 _ 変革を恐れない大人たちへ贈るフリーペーパー「BOND」
http://bond-mag.jp/report/4821.html
●冷静に分析し絞りこむメディアプロモーションの巧者：小柳 俊郎 _ KARNEL（カーネル）
https://kar-nel.jp/people/874
●福岡愛こじらせインタビュー 「BOND小柳編集長、この街の弱点ってなんですか？」｜最新ニュース｜#FUKUOKA 福岡のクリエイティブなニュース
http://hash.city.fukuoka.lg.jp/news/archives/141