ここしばらく新潟を離れ、福島市で生活しておりました。
久しぶりに半日睡眠したりと、精神的にとてもリラックスしておりました。
リオン・ドール(新潟でいうところの原信とか清水フードセンター)で買い出しはしましたが、食事のメインは外食でした。
(ネットで調べたら、リオン・ドールは新潟市にもあるそうです)
一番印象に残った食事は、食堂「味処 福泉(ふくせん)」で食べた「かつ丼(700円)」でした。
●味処 福泉 - 福島_定食・食堂 [食べログ]
https://tabelog.com/fukushima/A0701/A070101/7003946/
店名 味処 福泉
出前可 11:00-15:00/17:00-20:30
住所 福島県福島市五月町5-10(JR福島駅東口 徒歩8分)
お店のお母さんに聞いたら、30年やっているということでしたが、もしかしたら昭和30年からなのではと思わせる建物。
しかし、トイレはとても綺麗にされており、とても好感触です。
店内は、6畳ぐらいかも(食べログの写真を参照してください)。
4人座れるテーブル、カウンターに椅子が4つ、小上がりに2人用のちゃぶ台があります。
さらに冷蔵庫やファンヒーターも店内にあるものですから、とても狭いのですが、なんとも昔ながらの感じで居心地が良いです。
福島市は餃子・・・特に「円盤餃子」が有名です。
食べに行こうとしたら、2軒とも行列ができていたので却下(並ぶの嫌い)。
そこで、他に食べたいものとして思いついたのが「かつ丼」でした。
福島市に来てから、アニメ「はたらく魔王さま!」を全話一気見したのですが、第一話と最終回で「カツドゥーン(かつ丼)」が登場していたからというのは内緒。
新潟には、有名な「タレかつ丼」があります。
また、福島には「ソースかつ丼」がありますよね。
それらも勿論好きなのですが、私の中では「天丼」の一つと考えています。
やはり私は、トンカツと玉ねぎを卵でとじた、出汁の味がきいたかつ丼が一番好きなのです。
google先生の道案内に従って歩いていたら、どんどん人気がなくて、公共的なお仕事の建物が多い方へ行き、たどり着いたのが「味処 福泉」でした。
店の前には、「岡持ち(おかもち)」がたくさんあったので、出前もたくさんやっているのかな?
店内には、常連らしい年配のお父さん、お店のお母さんがいました。
お母さんは、私の母よりずっと上のようです(厨房のお父さんも)。
他にお客様はいなく、店の角の上にあるTVにて、バラエティークイズ番組を観ていました。
食堂然としたメニューなので、他にも頼みたい気持ちがあったのですが、初志貫徹、「かつ丼」を頼みました。
お店には、劇画調の漫画がいっぱいあって、そこがまたポイント高しです。
(さいとうたかを先生の漫画は、大仏を盗み出すお話しでした。なんか大仏が、サイコガンダムの搬送みたいな感じ)
漫画を読んでいたら、しばらくして運ばれてきました。
これぞ、「THE・卵とじカツ丼」。
甘じょっぱい出汁と玉ねぎの組み合わせは、優しさを感じさせます。
卵はふわふわトロトロでありながら、しっかりカツを包み込む絶妙な火加減。
カツは適度な厚みと、しっかりとした噛み応え。
私が幼いころ、よく食堂で食べていた「かつ丼」そのものでした。
あまりのウマさ・なつかしさに感動しておりました。
お味噌汁は、少し赤みその比率が高い感じでした。
(新潟市は、赤みそと白みそがちょうど半分ずつの比率です)
その後、店のお母さん、常連客のお父さんと一緒に、テレビを観ながら話しておりました。
テレビでお葬式の費用を取り上げていたのですが、そこからみんなで福島市の葬式の話題になりました。
やはりなんだかんだで、一般的には170万円〜200万円ぐらいかかるらしい。
やはり、戒名が高いです。
東京だと、直葬が増えているのとは対照的ですね。
いろいろ話していたら、お母さんがコーヒーを出してくれました。
インスタントではなく本格派。
その辺のきどったコーヒー専門店よりうまいんですよ。
私好みの、濃厚で懐の深いコーヒーに驚き。
もっと話していたかったのですが、電車の時間に間に合わなくなるので退散。
本当、いいお店でした。
私の近所には、残念ながらこういう食堂はありません。
懐かしい感じのお店を他県で味わえたことに、うれしさを覚えた夜でした。
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