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「プレイングマネージャー」・・・日本語にすると「選手兼任監督」。
自ら率先して売上・利益を上げるプレーヤーとして活躍。
同時に、自分と同じように活躍できる人材の育成・指導を行う管理職者としての能力も求められる人のことです。
今はどこの職場も、中間管理職はプレイングマネージャーですよね。
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私も、以前は「選手」としての比率が高かったのですが、最近は「監督」に費やす時間が増えました。
そのため、日中は「監督」の仕事。
自分の仕事は夜になってしまうので、最近は朝に起きるのが辛いです。
私のところは、全員で同じ業務をやるというより、一人一人が別々の職務をしている感じ。
だから、私がそれぞれを「監督」する内容も変わってきます。
さらに、それぞれの「選手」たちは性格もスキルも違うので、どう接するかも考えなくてはいけません。
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日本の企業の多くは、「プレイングマネージャー」というのは「名ばかり管理職」を横文字にしただけです。
単に企業内の人件費削減を目的に、管理職が減少したから「選手兼任監督」が増えたのです。
「マネジメント能力」に関する教育もないし、「プレイングマネージャー」に対する評価基準が曖昧なまま業務が増えるだけなので、該当者は不満が高まる一方でしょう。
ましてや地方ですと、収入は少ないし、いろんな面で環境が整っていないからケアすることもできず、疲弊する一方です。
体調を崩してリタイヤする人を目の当たりにします。
周りもケアをする術を知らないから、フォローもできません。
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こういった八方塞がりな状態を改善する方法はあるのでしょうか?
多分、待遇や環境改善は、個人では難しいでしょう。
都合よく、素晴らしいメンター(仕事や人生の指導者、助言者)が出現するわけもありません。
同じ環境でも、心が折れる人とそうでない人がいます。
だから一概に環境だけのせいではないようなのです。
プレイングマネージャーならお分かりの通り、他人の心を変えるのは難しいです。
それに比べたら、自分を変えるのはたやすいです。
「レジリエンス(resilience)」という言葉があります。
「精神的なしなやかさ」という意味です。
ストレスが襲ってきたとき、うまくやりすごせる心のことです。
屈強な精神をなんて作り出すよりは、しなやかさは作る方がまだ可能性があります。
●“折れない心”の育て方 〜「レジリエンス」を知っていますか_〜 - NHK クローズアップ現代+.
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3486/1.html
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