2019年11月28日

「RPA」とか「AI」を駆使出来たからと言って、自分の人生は輝くのだろうか?

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「仕事」は、やらされているだけじゃ楽しくないですよね。


そこで、今やっている仕事の「効率化」や「改善」をしようと考えてみる。
そうやって自主的に行動していると、同じ日々が急に輝いて見えるものです。
そこへ、小さな喜びや感謝が感じられると、さらに輝きが増します。


これは非常に正しいことなのだけれど、給料や評価に反映されることはありません。
それに気づくと、一気に冷めてしまいます。
そこから元に戻るまでが、何気に精神的に辛いです。


トヨタ自動車の独自の効率化・仕組み化のメソッドは、「トヨタ生産方式」等と呼ばれ、業務効率の改善として有名ですよね。
しかし、根底にある「人間尊重」を無視し、効率化だけを目的に進めると失敗するとも言われています。
トヨタ自身も、それで貴重な人材が離れることもあります。



効率化や改善って、誰のためにやるのだろう?
それを実践しても、「やれてあたり前」みたいだったり、そもそも気づかれていなかったりします。


なんにもリターンが無いのに心身が疲弊し、休みはクタクタになって、ベッドでスマホいじりで終わってしまう・・・。
生活が輝きません。


最近は「RPA」とか「AI」という言葉が、ビジネスの場で聞くようになりましたね。
昔の「IT」並みにうさんくさいのですが、いつかはごく普通に職場へ溶け込むのでしょう。


50代以降の人が、定年まで現役バリバリで活躍するために、「RPA」とか「AI」は便利でしょう。
「サポート」にはとても良いツールですから。


それらを駆使するには、今までやってきた「仕事の棚卸」という、とてもハードルの高い作業が待ち構えてはいますけれどね。


しかし、それを駆使出来たからと言って、自分の人生は輝くのだろうか?



「RPA」とか「AI」を駆使して、年齢を重ねた自分が「主人公」として、現役で活躍するのも手でしょう。
しかし理想は、「仕事の棚卸」をして、それを元に若い人を指導し、次世代を任せることでしょう。


「現役続行」と「後継者育成」。


最近はその二つをどう取り扱うのかで悩んでいますよ。

Posted by kanzaki at 2019年11月28日 23:23