前回の続きです。
【前回の記事】「ひとり作戦会議」とは?(2)〜普段思いついたアイディアを書き留めたメモやアイディア帳を読み返し、それを理解して別の大学ノートに転記する「ダブルノート発想法」
http://kanzaki.sub.jp/archives/004496.html
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【「ひとり作戦会議」で行なう3つの作業】
(1)普段思いついたアイディアを書き留めたメモやアイディア帳を読み返し、それを理解して別の大学ノートに転記する「ダブルノート発想法」
(2)スケジュール帳を読み返しながら、過去1週間の行動を反芻し、目標を達成するうえで必要な行動を書き出す「イベント復習法」
(3)自分の抱えている課題に関連した本を読んで実行するための「お題」を抜き出す「お題リーディング」
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(2)スケジュール帳を読み返しながら、過去1週間の行動を反芻し、目標を達成するうえで必要な行動を書き出す「イベント復習法」
・この1週間にあった商談などをスケジュール帳を眺め、内容を思い出すのです。
これを「イベント復習法」と呼んでいます。
・具体的には、お客様の発言などを思い出すのです。
そこにしばしば重要なサインが隠れていたりするのです。
たったひとつのカギに気づくことで、一見、パッとしなかった商談が新たな意味付けを与えられ、輝きを放ち始めます。
・行動を「復習」していくと、気づきが得られることがよくあります。
そんな思いつきを思いつきだけで終わらせないために、翌週の行動リストにすぐ書きつけます。
これは、手帳に書きつけるようにしています。
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上記を読んで思ったのは、未来に向かって予定を書き込むことはあっても、意外と過去を振り返ることはないなあということです。
私の場合、1年に1回、同じ時期にやる仕事などは、過去にEvernoteへ書き込んだ行動履歴や貼り付けたデータファイルを読み返します。
それに沿って、行動します。
けれど、「過去1週間」という単位で振り返るというのは、ありませんでした。
予定を立てて、行動を記録しながら実行し、それでおしまい。
しかし、こうやって1週間以内に振り返ることをすれば、失敗・ミス・見落としなどを早々にリカバリーできますよね。
ルーティンワークも、こうやって見返すことで改善の気づきがあるかもしれない。
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そういや、「PDCAサイクル」の一部である「Check=評価」も、この「イベント復習法」と目的は同じですよね。
「PDCAサイクル」は、「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」の行動循環のことです。
一番大切なのは「Check=評価」かもしれません。
計画通りに進んでいるのか、目標がどの程度まで達成できているのかを評価するのです。
計画の段階で設定した指標を元に、客観的な数値で判断します。
良かった点と悪かった点を客観的に定量数値などで分析し、どうしてそうなったかという定性要因を振り返ります。
その数値になった因果関係を明確にし、どのようにすれば改善(Action)につながるのかを考えるのです。
「Check=評価」は、「ミスが起きる原因」を探って特定する面もあります。
これをしないと、いつまでたっても同じ失敗を繰り返すばかりです。
8割ほどの企業が「Check=検証」を怠っていると言われています。
「計画を立てても結果がついてこない」「やるべきことに追われて日々が過ぎていく」という状態です。
振り返りができなければ、次の「Action=改善」にもつながりませんから、成長も見込めません。
「イベント復習法」は、様々な因果関係を模索するのに便利ですね。
(続く)
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【次回の記事】
「ひとり作戦会議」とは?(4)〜自分の抱えている課題に関連した本を読んで実行するための「お題」を抜き出す「お題リーディング」
http://kanzaki.sub.jp/archives/004498.html
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