【スモールステップの効用】
「自分を変えよう!」と思ったときには、思い切ってガラッと新しいことを始めがちです。
でも、それが長続きせずに、結局また同じ生活に戻ってしまうことはありませんか?
なぜ頑張っても自分を変えられないのでしょうか。
それは、この「ガラッと変えよう」という発想が、脳のしくみには合っていないからです。
「自分を変える」ために行動を変えようという気持ちはわかりますが、行動を変えるにはその命令を出している脳を変えることが必要です。
そのプロセスを飛ばして行動だけを変えようとすれば、どんなことも続きません。
脳を変え、そして行動を変えるための効率のいい方法が、「スモールステップ」です。
間違えようがないくらい簡単で確実な課題から、少しずつレベルを上げていくことで、脳内での試行錯誤がなくなります。
エネルギーや時間を無駄に費やさずに、もっとも効率よく学習ができるのです。
この学習法は、脳治療の世界では「エラーレス(誤りなし)学習」と呼ばれ、手術後のリハビリテーションではもちろん、教育現場や人材開発など、さまざまな場面で活用されています。
※『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』(菅原洋平 著)より
※※※
これ、よく分かります。
平日、私は朝4時30分に起きています。
夜は帰宅時間がその日によって異なりがちです。
しかし朝ならば、自分で決めた行動を自分で決めた時間とカリキュラムで実行しやすいです。
しかし、最初からできた訳ではありません。
少しずつ、朝にやることを増やしていき、それに合わせて、少しずつ前倒しで起床するようになったのです。
やっていることは、そんな偉そうなことを言えるようなものではありません。
他の人がやっている朝の習慣以外でやっていることは、下記のとおりです。
・ニンテンドースイッチ「リングフィットアドベンチャー」でエクササイズ
・電子書籍「kindle」で読書と勉強
(勉強は読むだけで、書く行為までは今のところできません)
・ブログの更新
夜にやるよりも朝に行った方が、日常の習慣として継続しやすいです。
朝のうちにやっておくことで、「帰宅してからやらなくては」というプレッシャーもありません。
夜は残業だったり、帰宅してから普段はしないことをやったりできます。
早く起きるには、早めに寝ないといけません。
1日の生活リズムもだいぶ変わりました。
いきなり「朝4時起きをする!」と漠然と決意すると失敗します(去年挫折しました)。
それより、「朝、これを15分やりたいから、その分15分早く起きるようにする」と考えて実践する。
それを積み上げていくことで、じょじょに起床時間を早くする方が実行しやすいですよ。
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