ごきげんで毎日を過ごすための一番のポイントは、「自分を愛する気持ちを持つ」ことです。
自分を愛する気持ちは「自分はこのままでも大丈夫」という安心感につながり、将来を過剰に心配したり、不安視したりすることがなくなります。
同時に、「もっと自分を成長させよう」という前向きな気持ちで行動することもできます。
では、どうすれば自分を愛することができるのでしょうか?
自分を愛するためには、「今の自分は満ち足りている」と感じる必要があります。
日常的に、細かなことに対して「満ち足りている」「幸せだ」と感じるようにしましょう。
朝起きたときに「今日も気持ちよく眠れた。幸せだ」と思う。
ご飯を食べて「美味しかった。幸せだ」と思う。
読書をして「面白かった。充実した時間を過ごすことができた」と思う。
小さなことでよいのです。
こうした積み重ねによって、満ち足りた気分を持ち続けることができます。
そして「自分は幸せだ」と感じ、自分を愛することができるようになるのです。
『感情的にならない気持ちの整理術』(和田秀樹 著)より
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コロナ禍のせいで残念ながら最終回となり、今は再放送が続くNHK「ガイロク(街録) 」。
街ゆく人々から、今までの人生の経験談を語ってもらう番組です。
主に、銀座や巣鴨を歩く年配の方へインタビューすることが多いです。
見るからに「お金持ちそうだなあ」「人生勝ち組だなあ」なんて思ってしまいます。
しかし、語られる過去の経験は、なかなか壮絶なものです。
特に、肉親との死別エピソード系は、ドラマよりも重い。
ここへ介護が加わると、ゴールが見えないが故に、尚重くなります。
そしてふと、「幸せな人生」とはどのようなものなのかと考えてしまいます。
私は、名誉・地位・富はいらないです。
そういうのは「高級品」と同じく、「ちゃんとそれをベストコンディションにメンテナンスし続けられる人」でないと難しいからです。
これが結構、ストレスになります。
私には無理です。
その点、冒頭の『日常的に、細かなことに対して「満ち足りている」「幸せだ」と感じるようにしましょう』はいいですね。
時間がかからず、「今」に集中すれば良いのですからね。
幸せと感じたくても、それを遮る物・者があるのは理解しています。
辛いのではありますが、なるべく心を穏やかにしたいものです。
誰にも邪魔されない時間である「早起き」は、そういう意味でもメリットがあるように思います。
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