孤独のグルメ Season1 第6話にて、こんな言葉が出てきました。
『馬を水辺に連れては行けるけれど、水を飲ますことはできない。』
本人にその気がないのに、周囲の人間が気を揉んだり強制しても無駄であるというたとえ。
英語の『You may lead a horse to the water, but you can't make him drink』からきています。
●【公式】孤独のグルメ Season1 第6話
子供に無理やり「勉強をしなさい」とたくさんの教材を買い与えても、子供に勉強する気がなければ全く効果がありません。
無理強いするのではなく、本人のモチベーションを上げてやる気を出させるのが大事です。
ネット上では、このように解説していました。
子供に「戦略」とか「長いスパンでの計画」というのは難しいものです。
大人が導いてあげないといけません。
※
そういう大人自身が、なかなか「水を飲まない」ものです。
「毎日10kmのジョギングをやるぞ!!」と意気込み、高いシューズやウエアを買ってはみたものの、準備だけで満足して走らない。
「●●という資格を取るぞ!!」と意気込み、高い参考書や過去問を買ってはみたものの、結局最初の数ページしか進まない。
ジョギング用の道具、資格勉強用の書籍の購入など、「水辺に連れて行く」ということは自分自身では可能。
しかし、走ったり、勉強をするという「水を飲む」ことは、億劫になってできません。
大抵は、「最初のハードルが高すぎる」のが原因です。
最初から毎日10kmを走りこむなんて無謀です。
最初から参考書を1日100ページ読み込むなんてのも無謀です。
ジョギングだったら、最初はシューズだけ履いて、朝のゴミ出しをすることから始めるのが良いです。
そのうち、ちょっと先まで散歩してみたり、少しずつ体と心がジョギングに対して抵抗感の無くなる体になります。
参考書も最初からじっくり読み込むより、パラパラと見開きページを数秒程度眺めて最後まで眺めるのがいい。
そうやって全体を眺めてから、少しずつ眺める回数や秒数を増やしていけばいい。
こういう最初の頃、なるべくハードルを低くしてから取り組むのを「ベイビーステップ」とか言いますね。
大人になると「仕事が忙しくて・・・」とか言い訳をしやすくなるし、それに対して注意する人もいません。
だから自分で自分をコントロールするしかありません。
「水を飲む」ように工夫してみましょう。
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