2021年02月03日

手帳の時間軸に載ってない「朝の時間」を活用〜朝7時に「何か」をしておくだけで、活動ピークを前倒しにでき、その結果として1日の生産性を高めることができます

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【起きてから出社前に〈何か〉をするだけでいい】


あなたの生活は「朝型」ですか?
それとも「夜型」ですか?


1日の生産性をアップさせたいなら、「朝型」が正解です。


これは、精神論ではなく、日立中央研究所の研究結果でも立証されています。
この研究によると、1日に人が使うエネルギーは総量が決まっており、それを分配しているだけだと言うのです。
そして、いきなりエネルギーが上昇するのではなく、じわじわと上昇し、じわじわと下がっていくという研究結果です。


7時に「何か」をしておくだけで、ピークを前倒しにでき、その結果として1日の生産性を高めることができます。


実はラッキーなことに、ただ単純に身体を動かせば何でもOK。


たとえばメールをチェックすることや、新聞を読む、手帳をチェックする、掃除する……。
つまり、何でもいいのです。


それだけで、エネルギーのスイッチが入り、その2〜3時間後にはエネルギーを高めておくことができるのです。


ちなみに私は朝6時のメールチェックが習慣です。
そうすることで、9時ころにエネルギーをピークに持っていっています。


ぜひ、朝に何でもいいので動いてみてください。
それが1日の生産性を高めるためのあなたのスイッチです。


多くの手帳は1日のスケジュールの時間軸が8時から始まっています。


でも、本当はその前に使える時間があるのです。


手帳に入っていない朝の時間も活用しましょう。


●『会社では教えてもらえない 仕事が速い人の手帳・メモのキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】』(伊庭 正康 著)より


※※※


確かにバーチカルタイプの紙の手帳って、時間軸が記載してあっても、朝6時とかの目盛りは無かったりしますよね。
24時間記入タイプを欲しいという人もいるけれど、それはそれで、各時間に書き込むスペースが少なくて不便だったりします。
朝活とか、毎日の朝に何かを行う人は、書き込もうと思っても書けないですね。


私の場合、朝の習慣は毎日決まっているから、特に書き込む必要はあまりありません。
せいぜい、体温測定の結果ぐらいです。


朝4時30分から起きて、基本15分単位で毎日同じ行動をこなしています。
運動や読書、勉強、ブログ更新など。


15分単位ですから、大した成果はありません。
しかし、塵も積もればで、毎日行うことで成長はできていると思います。


ひとつひとつをもっとやりこむ手もありますが、そうすると、ある日突然やめてしまう性格なので、そういうことはしません。


こうやって行っていることは、冒頭のお話しによれば、日中の仕事にも効果が出ていたのですね。



朝はこうやってあれこれやっていますが、職場から帰宅後は逆にさほど行動的ではありません。


「朝活」と違い「夜活」は、「質の高い睡眠へいざなうための日常習慣」だと思っているからです。


以前は夜に行動することが多かったのですが、そうすると就寝時間も遅くなるし、翌日に影響がありますからね。


若い方なら夜の活用は有効だと思うのですが、私はもう無理なので、ゆっくりしています。

Posted by kanzaki at 2021年02月03日 07:05