【起きてから出社前に〈何か〉をするだけでいい】
あなたの生活は「朝型」ですか?
それとも「夜型」ですか?
1日の生産性をアップさせたいなら、「朝型」が正解です。
これは、精神論ではなく、日立中央研究所の研究結果でも立証されています。
この研究によると、1日に人が使うエネルギーは総量が決まっており、それを分配しているだけだと言うのです。
そして、いきなりエネルギーが上昇するのではなく、じわじわと上昇し、じわじわと下がっていくという研究結果です。
7時に「何か」をしておくだけで、ピークを前倒しにでき、その結果として1日の生産性を高めることができます。
実はラッキーなことに、ただ単純に身体を動かせば何でもOK。
たとえばメールをチェックすることや、新聞を読む、手帳をチェックする、掃除する……。
つまり、何でもいいのです。
それだけで、エネルギーのスイッチが入り、その2〜3時間後にはエネルギーを高めておくことができるのです。
ちなみに私は朝6時のメールチェックが習慣です。
そうすることで、9時ころにエネルギーをピークに持っていっています。
ぜひ、朝に何でもいいので動いてみてください。
それが1日の生産性を高めるためのあなたのスイッチです。
多くの手帳は1日のスケジュールの時間軸が8時から始まっています。
でも、本当はその前に使える時間があるのです。
手帳に入っていない朝の時間も活用しましょう。
●『会社では教えてもらえない 仕事が速い人の手帳・メモのキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】』(伊庭 正康 著)より
※※※
確かにバーチカルタイプの紙の手帳って、時間軸が記載してあっても、朝6時とかの目盛りは無かったりしますよね。
24時間記入タイプを欲しいという人もいるけれど、それはそれで、各時間に書き込むスペースが少なくて不便だったりします。
朝活とか、毎日の朝に何かを行う人は、書き込もうと思っても書けないですね。
私の場合、朝の習慣は毎日決まっているから、特に書き込む必要はあまりありません。
せいぜい、体温測定の結果ぐらいです。
朝4時30分から起きて、基本15分単位で毎日同じ行動をこなしています。
運動や読書、勉強、ブログ更新など。
15分単位ですから、大した成果はありません。
しかし、塵も積もればで、毎日行うことで成長はできていると思います。
ひとつひとつをもっとやりこむ手もありますが、そうすると、ある日突然やめてしまう性格なので、そういうことはしません。
こうやって行っていることは、冒頭のお話しによれば、日中の仕事にも効果が出ていたのですね。
※
朝はこうやってあれこれやっていますが、職場から帰宅後は逆にさほど行動的ではありません。
「朝活」と違い「夜活」は、「質の高い睡眠へいざなうための日常習慣」だと思っているからです。
以前は夜に行動することが多かったのですが、そうすると就寝時間も遅くなるし、翌日に影響がありますからね。
若い方なら夜の活用は有効だと思うのですが、私はもう無理なので、ゆっくりしています。
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