2021年02月04日

マッキンゼー的問題解決法〜「ビーカーで海水をすくって、小分けにして沸かしましょう」

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私の今年のキーワードは「孤独」


決して、ネガティブなことではありません。
なにかを学んだり、作ったりするには、孤独になって集中する必要があるからです。


感情のひとつである「快」。
これを感じる最大のコツは「集中する」ことだそうです。


「反応に使える意識の量には限りがある」ので、一点に意識を注ぎ続け、一点以外に反応しないのです。


なんとなく、日々の仕事でもそういうのを理解できるように思います。


集中して取り組みたいのに携帯電話が鳴り、その応対をした際、再び集中するまでに時間がかかりますもの。



何時間も一つのことに集中し続けられる環境というのは、なかなかありません。


コンサルティング会社「マッキンゼー・アンド・カンパニー」。
ビジネス書によく出てくる会社ですね。


この会社では、問題解決の方法としてこんなことを教えています。


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マッキンゼーでは、問題が漠然としたままの状態を「海」に、具体的に小分けした状態を「ビーカーの海水」に例えて、「海は沸かせないけど、ビーカーの海水は沸かせる」と教わりました。


確かにその通りで、なかなか問題を解決できないというのは、海ごと沸かすにはどうしたらいいか、と考えるようなものなのです。ビーカーで海水をすくって、小分けにして沸かしましょう。

●『勝間式ネオ・ライフハック100』(勝間 和代 著)


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集中して取り組む内容があったとします。
その内容もよくよく見てみると、更に小分けできるのではないでしょうか?


そうやって小分けにすると、ひとつひとつに要する時間というものは少なくなります。
少なくなれば集中が途切れにくいし、電話やその他の応対で邪魔される可能性も減ります。


最近、仕事を小分けにしてみることを実践しているのですが、どうやらそれは正しいようですね。

Posted by kanzaki at 2021年02月04日 07:02