2021年02月08日

「刺激─行動─報酬」の3つの中で、何が依存症からの回復のカギになるかというと、行動を起こさないことです

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いっとき私は依存症関連の本を何冊も読んでいました。


依存症の依存性はどうやって強化されていくのかというと、ある刺激があって、それに対して行動をとると報酬を得られる、というループをたどることだと知りました。


本によって多少言い方は違いますが、「刺激─行動─報酬」というループをたどるということは共通していました。


「刺激─行動─報酬」の3つの中で、何が依存症からの回復のカギになるかというと、行動を起こさないことです。


行動を起こしたいなと思っていても、そこでグッと我慢をするということです。


すると、時間の経過とともに刺激に対する欲望が減退していきます。
減退したまま何も行動しなければ、報酬を得られません。


報酬を得られなければ、次の刺激を求める欲望が弱くなる、という形で、何段階かかけて依存性が弱まっていくのです。


これを知っていると、たまにクッキーや最中などをいただいたとき、食べたいなと思っても、こらえられるわけです。


食べるという行動さえ起こさなければ欲望は減退する、と頭を切り替えられるので、お菓子の封を開けずに、そのままマンションの管理人さんやお隣さんにおすそ分けできます。


●『圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100』(勝間 和代 著)より


※※※


生きていくうえで必要な物以外、極端な話し、無ければ無いで良いわけです。
無くても良いのに買い続けているのは、それに対して依存しているからです。


タバコとかアルコール等、病院へ行かないと断ち切れないものがあります。
そこまで行かなくても、お菓子や缶コーヒーがやめられない、趣味の●●を買い続けてしまうみたいなものは、誰にでもありますよね。


私も、「コンビニへ行かない」という事を決めて数か月は過ごせたのですが、仕事のストレスでつい通うようになってしまいました。
継続してやめるというのは、本当に難しいですね。


『「刺激─行動─報酬」の3つの中で、何が依存症からの回復のカギになるかというと、行動を起こさないこと』・・・確かにそうですね。
報酬を得るために、つい行動してしまいます。


私は最近、また身の回りを整理し始めました。
元々、そんなに無いので、そこまで苦痛ではありません。


そういう物理的なモノを捨てるのは簡単なのですが、こと身に付いた「悪い習慣」を断ち切るのは本当に難しいです。


一度はやめられても、とあるきっかけで、また元に戻ってしまいます。
悪い習慣をやめる方法をもうちょっと調べてみたいと思います。

Posted by kanzaki at 2021年02月08日 06:58