最近は、事務所にある自動販売機にて、缶コーヒーや炭酸水を買っています。
カップへインスタントコーヒーとお湯を注ぐ時間も無いので多用しています。
この自販機、「当たりが出たらもう一本」のオマケ機能付きです。
私は、こういったクジ関係は当たった試しが殆どありません。
しかしなぜか、この自販機では「当たり」が出る確率が高いです。
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私は当たっても、そのもう1本は、他の人へ渡します。
すでに自分用に、缶コーヒーなり炭酸水を買っていますしね。
ですので、もう1本は缶コーヒーではなく、お茶とか無難なものにします。
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飲み物そのものというより、「ラック値(幸運値)」のおすそ分けです。
「ラック値(幸運値)」というのは、ロールプレイングゲームのキャラクターのパラメーターの一つです。
戦闘の際、敵への攻撃が当たりやすくなるとか、そういう運任せな部分が良くなるのです。
もう1本当たったという「幸運」を自分に使うのではなく、部下とか若い人にも与えたいです。
たかが飲み物1本ではありますが。
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私は就職氷河期の第1世代なので、正直今まで、ずっと低空飛行な状態です。
けれど、こうやって働けていることに感謝しています。
同世代は、いろんな事情で職を失う事が、当たり前のようにありましたから。
大きな不幸も無かったですから。
この人生、自分の能力や努力より、いろんな偶然に左右されているように思います。
その「偶然」というのは、殆どが「他者の力添え」のように思います。
自分の能力じゃないなあと。
だからいろんなことに感謝しています。
私自身は、他の人へ力添えできるようなものが少ないです。
だからせめて、自販機の当たりをおすそ分けしています。
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