案外、私たちは「自問自答する」ということを日常の中で行っていないのかもしれません。
特に「嫌だなあ」と思うことは、言い訳をつけて無意識的に避けるものです。
私生活ならばまだそれでも良いのですが、仕事となるとそうもいきません。
そこで自分の中に巻き起こっている感情を「自問自答」することで、生き方を改善できたらうれしいものです。
今日は「自問自答」することで「自分ができる方法」を考えようというお話しです。
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・『すぐやる、続ける、やり抜く力』(習慣化研究会 著)より
●まとめ 〜自信を高めるために〜
(1)「どんな能力も工夫と努力で向上させることができる」と考える。
(2)根拠なき自信・根拠の薄い自信を持つ
・・・根拠の薄い自信とは、自分が現在持っている自信を持つために必要な根拠を考えてみて、その根拠の基準を下げること
(3)「できない理由」を再考し、その後「できる方法」を考える。
この中から(3)を説明します。
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●「できない理由」が事実なのか再考し、「できる方法」を考えること
「もう遅い」「道具が揃っていない」「難しい」「気分が乗らない」「疲れた」「忙しい」「やり方がわからない」……など、人はたくさんの言い訳をする。
これらの言い訳は意識的に作り出すものもあるが、多くの場合、人間は無意識的にもたくさんの言い訳をしてしまう。(c.f.認知的不協和)
この言い訳を止めるためには、自分ができないと思っている「理由」は、妥当な言い分なのか、単なる逃げなのかを意識的に考えることが有効だ。
そのためのワークとして「本当に〜する方法はないのか?」と問いかける、を提案する。
・「ダイエットのやり方がわからない」と思っとき→「本当にダイエットのやり方を知る方法はないのか?」と自問する
・「必要な資料が揃っていない」と思ったとき→「本当に自分はその資料を揃える方法はないのか?」と自問する
人が無意識的に使う言い訳は、感情と同じようにコントロールが難しい。
しかし上記のワークを繰り返すことで少しずつ改善していくことができる。
また、このように問いかけることは、できる理由やできる方法を見つけることにも繋がる。
その問いかけによって思い浮かんだ方法で取り組むことで、今まで「無理だ」と感じていたことができるようになるのだ。
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