HSPとは「視覚や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人」のことをいいます。
約5人に1人が、HSPであると考えられています。
最近ではヒットした本により「繊細さん」という言葉を使う事が多いですね。
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職場で一番の悩みは人間関係ですよね。
繊細さんにはもっとも辛い悩みだと思います。
不機嫌な人、面倒くさい人は常にいるものです。
昔の私は、そういう人とも有効な関係を持とうとアプローチしていました。
しかし、それは自分の精神へダメージを与える行為でした。
今は、そういう人とはよほどのことが無い限り、物理的に距離をおくようにしています。
あいさつはしますが、それ以上はしません。
仕事の報告はメールでいい(同じ建物内でも)。
そうやることで、だいぶ精神的にやわらぎました。
同じことが書籍にも書かれていました。
どうやら正しいようです。
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●『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』(武田友紀 著)より
「職場に不機嫌な人がいて、同じ空間にいるだけでぐったりしてしまう」
「小さなことで文句を言われたりキツイ言い方をされたり、八つ当たりされやすい」
そんなとき、どうしたらいいのでしょう?
対策は次の3つです。
・「この人機嫌悪いなー」と思って、放っておく
・できるだけ物理的な距離をとる
・相手ではなく自分をケアする
繊細さんは、まわりの人の感情に気づくからこそ、なんとかしなければと「明るく声をかける」「不機嫌な相手ほど手厚く対応する」といった行動をしがち。
でも実は、そうやって対応すればするほど、相手は繊細さんに寄りかかります。
「オレの機嫌をあんたがなんとかしてくれよ!」とばかりに、ささいなことに文句を言ったり、八つ当たりしたりします。
相手に配慮するという繊細さんの長所が、不機嫌な相手に対しては裏目に出てしまうのです。
その人の機嫌は、その人のもの。
誰かが立て直し続けることはできません。
不機嫌な人や八つ当たりをする人に対しては、物理的にも心理的にも距離をとり、寄りかからせずに放っておく必要があるのです。
誰かの機嫌が悪いと気づいたら、「機嫌悪いんだなー」と思うにとどめ、あとは放っておいてください。
お手洗いに立つ、他の場所で作業するなど、できるだけ相手から離れましょう。
家族の機嫌が悪いときは、お散歩や買い物に出かけるなど、思い切って外出してしまうのもひとつの手です。
不機嫌な人のそばで動揺したら、不機嫌な相手をケアするのではなく、穏やかな人と話す、女性ならハンドクリームを塗るなど、自分をケアする行動をとってみてくださいね。
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