HSPとは「視覚や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人」のことをいいます。
約5人に1人が、HSPであると考えられています。
最近ではヒットした本により「繊細さん」という言葉を使う事が多いですね。
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繊細さんが、今の仕事を辞めたい、転職したい場合にどうするか。
繊細さんの性格上、そういう大きな踏み出しは難しいですよね(繊細さんじゃなくてもですが)。
そういう場合、「小さな本音から叶えてみる」のが良いそうです。
人と言うのは不思議なもので、「表面にあらわれている自分の姿」と同じような人が自分の周りに集まってきます。
もし、その表面にあらわれている自分が、偽りの姿・無理している姿だったらどうでしょう。
無理をしているのに、更に相手にも合わせないといけません。
これでは疲れてしまうばかりです。
アナ雪のおかげで「ありのまま」という言葉が浸透しました。
表面上もありのままであれば、同じような人が集まってきます。
そういう人たちとなら、無理しないで接することができます。
生きるのが楽になります。
人は、自分のままで生きると元気になります。
自分らしく生きたいものですね。
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●「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本(武田友紀 著)より
【全力で逃げるべきときがある】
ここまでのびのびと働く技術をご説明してきましたが、最後に、繊細さんに知っておいてほしいことがあります。
それは「仕事よりも心身の健康が大切だ」ということです。
繊細さんは良心的でがんばり屋。
ストレスフルな職場環境でも「自分がやらなきゃ」「いま仕事を辞めたら同僚に負担がかかる」と思うあまり、限界を越えてがんばりすぎる傾向にあります。
自分に鞭打つようなストレスフルながんばりはあくまで「期間限定」にしてください。
自分に鞭打つがんばりが長期間続いているのなら「何かおかしい」と疑問を持たねばなりません。
「この働き方をこれからも続けていくんだろうか」と、立ち止まって考える時間が必要です。
といっても、「仕事を辞めたい」など大きな決断の場合、すぐには踏み切れないことがほとんどだと思います。
そんなときは、小さな本音から叶えてみてください。
「あの人、苦手だな」と思ったら、自分からは近づかない。
「ゆっくり眠りたい」と思ったら、休みの日に思う存分眠る。
「公園にお散歩に行きたいな」と思ったら、家事も資格の勉強もいったんお休みして、足を伸ばして行ってみる。
嬉しい、楽しい、ほっと安心する。
毎日の小さな本音を叶えることで、心が充電されていきます。
また、小さなことからでも本音を叶えていると、「自分にとっていいこと」を選ぶ感覚がつかめてきます。
転職や人間関係などの大きな決断は、どう生きたいかという自分の生き方に根ざしたもの。
日常の嬉しい・楽しい・安心を通して「私はこうしたい」「こんなふうに生きていきたい」という土台ができることで、大きな決断ができるようになるのです。
自分の本音を叶えるのは、小さなことからでOK。
好きなマグカップでゆっくりお茶を飲む、公園でのんびり花を眺める、絵を描いてみるなど、小さなことから叶えてみてくださいね。
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